お役立ち情報・ネタ 2021.02.15 UpDate

MONDAY, FEBRUARY 15, 2021

「ポストコロナ」の日本に生きる私たちのこれからの生活設計について(第2回)

(万が一の時に備えて生命保険に入りましょうと言い続けた生保営業マンから見た視点)


お金と電卓


こんにちは。前回より「ポストコロナ」の日本に生きる私たちのこれからの生活設計についてと題し、この不透明な時代において豊かな暮らしを実現するにはどうすればよいかの考察を、毎日心配事の話をし続けた生保営業マンの立場よりアップさせていただいております。今回はコロナによってついに露呈した現在の日本の構造問題についてです。


前回、日本を重い病気の症状であると称しましたがコロナにより特に露呈された問題は以下の3つです。


1.東京一極集中政策の失敗

東京一極集中と地方の衰退… 1980年代から分かっていたことなのに、人口減少と国力衰退に対しての諸施策が失策でした。これにつき代表的な政策は、シャンパンタワーの一番上を東京とみたて、東京にあふれんばかりのシャンパン(富)を注ぎ込めば下にある「地方」というグラスにもいずれシャンパンは満たされるという、いわゆる「トリクルダウン」理論に基づくものですが失敗に終わったとせざるを得ません。その結果、取り残された地方の疲弊は進み、県庁所在地には必ずあった都市繁栄のシンボルとされた百貨店もすでに山形県と徳島県では消滅しました。


2.破綻への一途をたどる赤字財政の進行

国家予算約103兆円のうち33兆円は赤字国債に依存。政府債務1,200兆円はついに経済規模の2.6倍に達しました。赤ちゃんからお年寄りまで日本国民一人当たりの借金は約900万円に達し、発行済国債の半分近くを日本銀行が買い支えるという世界でも類を見ない借金大国となっている惨状。このままいけば違いなく国は破綻します。「何を言っているんだ!日経平均株価は30年ぶりに3万円台になったではないか!」とおっしゃる方もいるかもしれません。脱線するので今回は触れませんが、結論だけ申し上げると今の株式市場はこのままではいずれ「実態の伴わない相場は長続きしない」という金融の格言通りになることでしょう。


3.〝絵に描いた餅〟の成長戦略

「失われた20年」とはよく言ったもので、声かけだけに終わってしまった成長戦略・聞きざわりの良いスローガンだけで終わってしまった期間が長く続いたツケを支払う時期が迫っています。今回のコロナ禍によりその時はさらに迫ってきました。インバウンド旅行者にすがり過ぎた政策もコロナで露呈してしまいました。

東京も地方も元気が出る気配がない。誰の目にも明らかな日本の破産が視野に入る。なかなかポジティブな言葉が出てこないのが日本の現況ですが、それでも私たちは健康で豊かな生活を送る権利があるはずです。そのために必要なことはたった2つ。「時代が変わったことを認める勇気を持つ」ことと、「自助努力をする」ことだと考えます。次回、この点につき述べさせていただきます。


(このたび東北地方を中心とした地震により被害を受けられた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。)


コロナ禍で悪化した日本の構造的問題(日本経済)


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