お役立ち情報・ネタ 2021.02.18 UpDate

THURSDAY, FEBRUARY 18, 2021

「ポストコロナ」の日本に生きる私たちのこれからの生活設計について(第3回)

(万が一の時に備えて生命保険に入りましょうと言い続けた生保営業マンから見た視点)


相場変動


こんにちは。このコラムでは、ポストコロナ時代において豊かに幸せに長生きしていただくためにぜひ一度考えていただきたいことを生命保険の営業マンという視点よりご紹介しております。

今回は、迫りくる日本の危機に対して「時代が変わったことを認める勇気を持つ」という点につき考えてみたいと思います。


少し大げさに聞こえるかもしれませんが今の時代に生きる私たちは、黒船来襲に国全体が揺れた〝明治維新〟くらいの変化が起きている時代に生きているといっても過言ではありません。これまでの当たり前はポストコロナ時には全く通用しないことでしょう。少なくとも40代以下のみなさんは、今見る自分の祖父母の暮らしぶり(リッチではないが特にお金に困っている様子もなく盆や正月に帰省したときには温かく迎えてくれる暮らしぶり)を自分の未来と思ってはいけない。という現実をまず認めねばならないようです。


国も国民へのアナウンス活動を(腫れ物に触るように)開始しています。令和2年7月に発行された財務省広報誌〝これからの日本のために財政を考える〟によりますと「諸外国と比較すると、日本は社会保障支出(国民の受益)に比べて、国民負担率(税・社会保険料等の負担)は低いのが現状です。」「高齢化に伴う社会保障の給付の増加と国民の負担の関係について、引き続き国民全体での議論が必要です。」としたうえで、表現こそ柔らかいですが、「①景気が良くなるよう国も頑張ります。でも働く若者が減り、お年寄りも増えています。なので②一人当たりの福祉サービスを下げるかもしれませんのでご理解願います。あわせて③各種税金も上げるしかありませんので重ねてご理解お願いします。」という趣旨のことを言っているのです。


社会保障


10年後には実現しているかもしれない社会保障と税に関する改変(改悪)事項は

・消費税10%→20%以上

・相続税のさらなる課税対象範囲の拡大

・公的年金と健康保険料の負担額の大幅増加

・公的年金支給開始年齢の引き上げ(70-80歳開始)

などであり、明るい兆しは見えません。


2つ目に認めていただきたいことは「ハイパーインフレが来る時代を認める」ということになります。自分の持っているお金の価値が急激に目減りする時代に入る覚悟と備えが必要となります。「長年日本はデフレから脱却できないじゃないか!」とのご指摘もあるでしょうが、ポストコロナはこれまでの経験が通用しない時代と申し上げました。なぜそうなるのか?原因は世界経済や、これから到来するエコ社会に起因するものなどあり、たくさんお話ししたいのですが今日は1点だけ、「インフレを実現することが日本の生き残る道だから」ということだけ申し上げておきます。


さて、これまでにもお話してきた日本の構造的問題を受けて日本は何としても景気を良くしたいという執念があります。「カネ」をたくさん市場に注入して、「モノ」を流通させて、「ヒト」の売上や給与を上げていく…それ自体は景気発展の好循環に乗るための大切なプロセスですし、景気が良くなることは誰もが応援したいところです。ただし、「インフレになる=物価が上がる」ということを忘れてはなりません。現在の菅政権は前アベノミクスを踏襲していますので年率2%→10年で20% 物価を上げたいというのが目標です。仮に目標通りにインフレ目標が達成された場合、いままで定価100円だったものは10年後には定価120円となります。逆にタンス預金を100万円持っていた場合、盗まれたわけでもないのに10年後には82万円、20年後には67万円の価値しかなくなってしまうのがインフレに対する注意点です。


インフレ水位


なお、国はポストコロナになった暁(あかつき)には、今度こそ本気で、死に物狂いでインフレ政策を狙ってくるというエコノミストの方々の予測記事を目にしますが、私もそう思います。もちろん国民の経済を豊かにするためということで頑張っていただくのが一番いいのですが、「インフレになること=貨幣価値はプラスの貯金もマイナスの借金も目減りする。」すなわち1,200兆円の国の借金が10年で2割目減り、20年で2/3に目減りしたら…国も必死になることをお分かりいただけると思います。


次回はこれまでの考察を踏まえ、どんな自助努力をしていけばよいのかにつきお話しできればと思います。


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