エージェント活動 2022.05.17 UpDate

TUESDAY, MAY 17, 2022

「親なきあと」笑顔で相続を迎えるために

相続不動産エージェント

神元 明人

家族信託について


高齢化社会の進展にともない、自分が認知症となってしまった場合や、万が一があった場合に財産の管理をどのように行うべきかについて不安をお持ちの方も多いかもしれません。認知症対策としての財産管理の方法としては成年後見制度が、自分の死後の財産分配については遺言の制度がすでに存在していますが、近年注目されている方法として家族信託があります。


障がいもつ親としても、「親なきあと」がとても心配なことなのです。


そこで家族信託とは、自分自身が健康上の問題などを理由に資産の管理ができなくなったときに備え、あらかじめ家族に対して資産を管理・運用または処分できる権限を与えておくことを言います。つまり事前対応ですね。


しかし、認知症なると契約行為もできなくなる可能性あります。元気なうちに信頼できる家族等にお願いしておくこと必要だと感じます。


「親が認知症等で意思判断能力が喪失しても、不動産や現預金、有価証券などの財産を家族で管理できるようにしておきたい」というご相談を受ける事がよくあります。これまで親の財産を管理する方法には、成年後見制度がありました。この後見制度の他の手段として、家族信託が注目されていますね。


これから考えておきたい事


①家族信託とは認知症などによる財産の凍結を防ぎ、家族が財産管理できる制度のこと。


②家族信託で託せる財産は、不動産や有価証券など一般的に換価できる財産である。


③家族信託と成年後見制度(任意後見、法定後見)は、財産管理を行う人、財産管理の

柔軟性や相続対策のしやすさ、費用などの点で違いがある。


④家族信託を、“信頼する家族に託す”と頭の中で変換する。


⑤家族信託と金融機関等が事業として行う遺言信託や商事信託等とは全く別物。


⑥財産を託す家族の名前を思い浮かべる。


後見人制度使うと別途諸経費もかかる。認知症なれば通帳の凍結にもなる。後見人が弁護士等なることが多い。信頼できる人に任せたい。


こんな思いってありますよね。だから、家族信託はとても画期的だと考えてます。


親なきあと、笑顔で相続迎えるために・・



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