先日読んだ本に興味深いことが書かれていた。とあるテレビで20代の女性起業家が「文学や小説をこれまでほとんど読んだことがなかったので、その価値を知ろうと試しに川端康成を選んで読んでみた。そこでわかったのは文学とか小説といったものはコスパがきわめて悪いことでした」と言っており、それを聞いて呆然としたとの記述である。
表現も難解であることが多い古典文学を敬遠するのは自由だが、それでも無理をして読んだうえでの感想がコスパとは……
文学作品の要約集などが発売されそこそこ人気を博しているのは知っているが、そんな代物を読んで筋書きを知ったところで得るものはない。
まして文学をコスパで図るなど論外である。そんな発想であれば、いずれ生成AIに仕事を奪われることになるだろう。
試しにChatGPTに「ドストエフスキーの罪と罰を要約してください」と入力してみた。
エージェント奥林が執筆した新着コラムのご紹介
初めての不動産売却はこちらをみてから『専門家監修 教えて不動産』監修記事
日々学び、皆様のお役に立てるエージェントとして不動産に関してのご相談を承っております。
Mail:hiroki.okubayashi@remax-agt.net
mobile phone:090-3773-1849