エージェント活動 2022.01.22 UpDate

SATURDAY, JANUARY 22, 2022

【タワーマンションで火災】さてどうやって脱出する?

私の活動する札幌市は、およそ200万人の人口を抱える北海道一人口が多い政令指定都市であるから、市内のあちらこちらにタワーマンションが存在している。


ちなみにタワーマンションと呼ぶための条件、つまり明確な定義は存在していない。


じつはタワーマンション、自社の思い描いている基準、つまり階数やデザイン形状で「う~ん。階数が20階だからタワーでいいよね」なんてノリで企画販売するデベロッパーが名付けているだけである。



そもそもが建築関連法規に「超高層建築物」の規定が存在していない。


そこまで適当であるとさすがに支障があるので、無理やり定義づけすれば建築基準法第20条第1項であろう。


「高さが60mを超える建築物において安全上必要な構造方法に関して政令で定める技術基準に適合するものであること」とされる建材や構造計算方式を定める規定であるが、そのあたりが一応の目安となる。


ちなみに高さが60mだと、だいたい20階建てに相当する。


もっとも階数が20階であっても真四角の団地形状型マンションに「タワー」と名付けるのはさすがに気が引けるだろうから「階数20階建て以上で、ほっそりとした塔形状の外観を特徴とする居住用マンション」と考えれば良いだろう。


もっとも明確に定義が存在していないイメージ先行の名称であるから、企画販売するデベロッパーが「階数は17階建だけれどフォルムがタワーっぽいから、○○タワーと名付けよう」としても問題はない。


もっとも居住者によっては「タクの住まい、駅近タワーマンションですことよオッホッホ……」なんて派手な衣装で喧伝すれば、何となくハイソなイメージが増すであろうからイメージは大切なのだろう。


そのようなブランド志向の購入検討者からすれば「○○タワー」の名称は、大切な選択基準かも知れぬ。


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