RE/MAXエージェント 奥林です。
つい先日の話ですが、とある打ち合わせのためにRE/MAX_Rosetteオフィスでオーナーの小山内氏と昔の不動産の話になりました。
私が不動産業界に入った29年前と言えば暴対法も確立されておらず、競売や金融案件などの占有物件には、背中に龍や寅の刺繍が入ったカラフルなジャンパーを着た方や「龍が如く」と言うゲームに出てくる悪役キャラがそのまま占有しておられる時代です。
合法的な立ち退き交渉に行っても、それはそれは…
あんなことや、こんなこと、はたまたそんなことまで(自主規制です)それはそれは色々ありました。
なんせ、私が掲載されているタレントブックhttps://www.talent-book.jp/remax-japan/stories/47359
でも書いてある通り最初に入社した会社の募集広告が
「3年で支店長_年収1000万円超」
「営業車シーマ(当時の高級車)貸与」
という、誰がどう見ても怪しい会社でしたから。
その怪しさにまったく気が付かないで面接に行った結果、初日に奈良の大仏みたいなヘアースタイル(いわゆるパンチパーマと言うやつです)をして赤・白・黄色のスーツを着けた先輩方のいる支店に放り込まれ、次の日にはそんな先輩方も怖くていかないという占有物件に、何も知らないまま行かされたという悲しい遍歴の持ち主です。
後ろを振り返るのが怖いので思い出さない様にはしているのですが、振り返ってみるとやっぱり怖い。
本人にとっては怖いけど、人がきくと面白いらしい。
話があまりにも面白かったのか、小山内オーナーが
「奥林さん、ぜったいそれ本にした方が良いですよ」
「RE/MAXとしてマズいでしょう」
「…確かにそうですね。じゃ引退後と言うことで」
私の敬愛する直木賞作家 浅田次郎氏は小説も面白いのですがエッセイもすこぶる面白い。
それも初期の作品である「三人の悪党」などピカレスク小説を書いていた時代のエッセイ「とられてたまるか」などは、どこまでが創作なのかは分かりかねますが、うなずける部分も数多くあり(ここでうなずける時点で駄目なのですが)すこぶる面白い。
たぶん、経験談を真面目に書けばかなり面白い出来になるような気もするのだが。
さて、私はどこまで書いていいのだろうか?
そんな、一般的に経験しなくても良いことまで経験している不動産歴29年の奥林です。
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