東京債権市場では今月11日から、長期金利の指標となる新発10年物国際の流通利回りが0.75%まで上昇している。
先進国最悪水準と揶揄される日本の財政状況への景気にたいする影響を考慮して、これまで日銀はマイナス金利により応戦してきた。だが、今年7月に長期金利の変動許容幅を事実上において上限1%とした以降、金利上昇圧力は高まっていた。
これを受け、大手銀行を中心に住宅ローン金利の代表的な商品である「固定期間10年金利」が2ヶ月連続で引き上げられている。今回の長期金利上昇の影響によりさらなる引き上げが行われる可能性が高く、金利動向から目は名はせない。
また日銀のマイナス金利解除も注視しておかなければならない。
住宅ローン金利には「変動」,「全期間固定」、「固定期間選択型」の3種類に大別される。それぞれ一長一短あり、どれが最も優れているという類のものではない。
であるから、「どの金利を選ぶのが一番、得なのですか?」と質問されても、諸条件により選択商品も変わる。さらに長期的な金利動向も視野に入れ選択する必要がある。
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