月内に撮影を控える不動産業初心者向け有償動画である、ミカタラーニング「物件調査基本編」のスライド作成も一段落し、多少、業務にも余裕が生まれてきた。
多少、宣伝になるが付け加えておくと、不動産業者が物件の査定依頼を受け調査する項目は基本的な登記調査から始まり法令上の制限や現地調査など多岐にわたる。
これらの一連の流れは「物件調査チェツクリスト」などが一般に流布されているが、そもそも基礎的な知識がなければチェックリストの内容を埋めようにも、
「道路法ってなに、そもそも公道と私道ってどうすれば調べられるの?」とか、
現地調査においても「境界が見つかりません」などで悩むことになる。
本来であれば上席が丁寧に指導をしなければならないのだが、ご存じのように不動産業者の大半は社長1人や、社員も含め3~5人程度の小規模事業であるから、必ずしも上席が不動産知識に長けている訳では無い。
であるから、かなりの部分「適当」に教えられることになる。
適当なだけならまだ良いが、かなりの確率で「誤った知識」を植え付けられる(実際、このおかげで私自身、様々な痛い目にあってきた)
もっとも自ら学びたいという意識があれば、インターネットや書籍で「学ぶ」ことはできるのだがそこは業界特有の悲しさで、昔ほどではないにしても「一攫千金狙いの勉強嫌い」が蠢く業界であるから勉強不足の者が多い。
もっとも調査範囲が広いので、自ら「学ぶ」場合も宅地建物取引業法・民法・建築基準法・登記法・債権法などの各種、法律の基礎を理解し、さらに様々なシステムを駆使しなければ正しい調査を行うことができない。
であるから、独学で学ぶことは困難であるのも事実だ。
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