住宅を購入する場合に限らず大規模な改築や建て替えなどの際には大きな資金を必要とする。
その際に利用されるのが住宅ローンだ。
2022年12月に行われた金融政策決定会合により日銀が長期金利の引き上げを決定したが、それに伴い2023年1月から各金融期間の呼応し固定金利の引き上げている。
固定金利は10年国債の影響を強く受けるが日銀は市民や民間企業への影響などを考慮し、これまで国債の金利が0.25%を超えることがないよう「指値オペ」を実施してきた。
であるが金利の基準が0.5%へ引き上げられたことにより、事実上の利上げと判断した大手行を中心に固定金利が引き上げられたのだ。
私が活動する札幌市内新築分譲マンション価格平均は4,700万円とされており、中央区だけをみれば6,500万円と言われている。
建築資材などの原材料や燃料費の価格上昇が主な原因ではあるが、建築用地の価格上昇もまたその原因である。
これに呼応するように中古市場も値を上げ、さらには金利の上昇である。
一般的なサラリーマンが住宅を取得することじたいが困難な時代になりつつある。
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