前回のブログはあまりにもオフザケが過ぎたので、今回は多少まじめに書こう。
不動産業はお客様の貴重な財産を扱う仕事である。
であるから不動産を扱う我々の責任は、総じて重い。
そのように重要な仕事であるはずの不動産業者であるが、日本においての地位は低い。
アメリカのように弁護士などの法曹関係者と肩を並べる地位などではとてもなく「所詮、不動産屋」といった地位である。
それでも一昔前のように「不動産屋=反社」ほどではないが、たかが……という社会的地位の回復にまで至っていない。
背景には、やはり不動産が高額であるとことが関係している。
端的に言えば「金」が動く。
そして「金」に目がくらみ、道義的責任を放棄し「売れれば何をしてもよい」との潜在意識を持つ業者が、少なからず存在しているからだ。
時には採算を度外視してでも、顧客のため心から満足いただけるよう不動産をお世話する。
それが不動産業者の矜持である。
自画自賛になるがRE/MAXはそれが実現できる。
不動産業者の良心を実現することができる数少ない不動産システムである。
そして今回ご紹介する武田女史も、顧客満足をとことん追求するエージェントだ。
口だけで「お客様のために」なんていうのは簡単である。
そんなものは「顧客=売り上げ」と考えている業者も含め、皆、同じことを言う。
大切なのは、それを体現できるかだ。
彼女は立派にそれを体現している。
そのひた向きな努力が、結果的に契約数につながっている。
不動産は地域により価格差があるのは当然だが、武田女史が主たる活動拠点としているエリアの物件価格は、お世辞にも高いといえない。
であるが、価格の優劣によらず不動産業者の業務は等しく同じである。
1億の物件も300万円の物件も、基本的にはやることは同じだ。
そのようなエリアで、売上額こそ他の後塵を拝してはいるものの、契約件数において連続して全国1位となっている彼女の努力に頭が下がる。
今回、JAPAN CONVENTIONの同行で、初めて武田女史と長時間帯同させていただいたが移動中も次から次へとかかってくる電話対応に追われ、電話が終わるとLINEやFacebookを確認して返信するなど目まぐるしい。
電車で隣に座った武田女史の長男ダンマ君に
「お母さんいつもあんな感じかい?」
と、聞いたところ
「うん。今日はいつもよりマシだけどね」
「そっか……寂しくないかい?」
「寂しいけど……それよりもお母さんが体を壊さないか心配で」
「だよな」
無理をしているのか、好きでそうなっているのか私には分らん。
ただお客様のためにという強い思いが、彼女を突き動かしているのだろうとは思う。
ただね……無理な時は「ムリ!!」って言ってもいいんだよ。
RE/MAXの仲間は、みな力を貸してくれると思うよ。
私も、もちろん
Captain RE/MAXと一緒にかけつけるからね
ちなみにイベントの度に突如として現れる謎のヒーロー
Captain RE/MAXの正体は……
ひょっとしたら「この人(左側)」
のような気がしているのだが……
ご存じの方はお教え戴きたい