転職サービス相談などを手掛けるライボの調査機関、Job総研が行ったアンケート調査によればChatGPTに代表される生成AIが進化すると、「人間の仕事が奪われる」と回答した割合が76%にも達したことが新聞で報じられていた。
20代だけを対象とした場合には81.7%にも上ったようだ。
私もChatGPTを愛用しているが、個人的には「人間の仕事が奪われる」と感じることはない。不動産コンサルや講師、執筆をメインとして活動しているが、例えばコラムなどをChatGPTに書かせても、なるほど体裁の整った文章を生成してはいるが面白みもなく当たり障りのない程度のものでしかない。
オープンソースを活用し生成しているのだから情報精度に問題があるし、とてもではないがそのまま投稿できるようなものではない。とくに判例や法解釈についてはかなり間違った内容が生成される。
生成AIはこれらからも進化を続け問題点も修正されていくのだろうが、だからといって人間の仕事を奪えるレベルに到達するとは思えない。だが信憑性は別として基礎的な情報を入手するためなど、利用の仕方によっては充分に役立つのだから利用しない「手」はない。
結局のところ、自身の業務効率をよくなるために利用するというスタンスを持つことが大切なのだろう。
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