彼岸すぎれば夏も終わり。
私の活動する北海道は9月の声を聞けば途端、朝晩が涼しくなる。
半袖のシャツでは肌寒くなり、長袖のシャツや薄めのカーディガンなどが活躍する。
気温だけではない。
日の出は遅くなり日の入りは早くなる。
つまり夜が長くなるのだが、私は明けていく空の色の変化が好きだ。
毎朝、引き受けているコラムなどの執筆のため日が開けきらぬ時刻から仕事を始めるが、一段落してふと目を上げ、書斎の窓から外を見れば、東の空がほんのりと色づいている。
そのような景色を漫然と眺めているだけでも、何やら「得」をしたような気になるのは私だけでもあるまい。
話は変わるが、最近、地域工務店が生き残りをかけこれからの在り方について悩んでいる話を耳にすることが多くなった。
契機となっているのは住宅・非住宅を問わずすべての建築物に断熱化などの省エネ基準を義務付ける、改正建築物省エネ法が6月13日、国会で成立したことである。
成立の背景には政府が掲げる2030年度までの温室効果ガス13年度比46%削減達成がある。
これまでは非住宅にのみ省エネ基準を義務付けていたが、目標達成のためには、民生部門のうち一般住宅への適用は不可避とされていた。
住宅の断熱化は国民にもメリットは大きい。
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