エージェント活動 2021.11.17 UpDate

WEDNESDAY, NOVEMBER 17, 2021

【知識と知見】

タイトルの知識と知見は、混同されがちではあるが実際にはまったくと言ってよいほど異なる言葉だ。


知識は「事柄を知っていること」であり、ソースは書物などにより得られるが、知見は「実際に見て知ること」であり、いうなれば見聞により得られる知識であり、そこには行動が伴う。


効率よく優れた知見を得るために必要とされるのが根底にある広い知識であるから、どちらも大切である。


この知識や知見の重要性については紳士のバイブルとして名高い名著で、私も愛読していフィリップ・チェスターフィールド伯爵「わが息子よ、君はどう生きるか」でも紹介されている。


Philip Dormer Stanhope, 4th Earl of Chesterfield by Allan Ramsay.jpg


グレートブリテン王国、つまり現在のイギリスで政治家や外交官として才能を発揮した方であるが、もっとも名を知らしめたのは「著述家」としての功績であろう。


チェスターフィールド伯爵、正式な名前はフィリップ・ドーマー・スタンホープ。


著書の中で知見や見識など、行動を伴う「学び」の重要性を繰り返しているのだが、「態度」は知識や知見よりもはるかに取るに足らぬものだとする一方、社会的な評価を受けるのは「態度」であることが多いのは残念であるとしながらも、結局は態度の如何によって、知見や知識が輝きもすれば曇りもすると論じている。


結果的に紳士であるためには、知識・知見・態度が揃っていなければならないということだ。


チェスターフィールドは書簡の中で、知識も若いうちに仕入れるのが良い、なぜなら仕事をするようになってからではそのような時間は取ることが困難だからだ、との趣旨のことを書いている。


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