RE/MAXエージェント 奥林です。
1月22日に発行される核開発から使用までの一切を禁じる「核兵器禁止条約」に対する核保有国の動向が注目を集めています。
ストックホルム国際平和研究所(SIPRI)の推計によると、世界が保有する核弾頭数は
13,600発前後であるとされていますがその内訳は
米国5800発
ロシア6375発
で全体の90%を占め
以降は
中国320発
北朝鮮30~40発
インド150発
パキスタン160発
フランス290発
英国215発
パキスタン160発
イスラエル90発
となっています。
一体、地球を何回滅ぼせばよいのでしょうか?
核は抑止力以外の何物でもありません。
これだけの核が世界中にあるとすれば、万が一、1発でも核ミサイルを発射されれば、報復的処置で各国のシステムが一斉に発動すると言った映画の世界が、あながちノンフィクションではないと思えてきます。
唯一の被爆国としての日本は、その悲惨な歴史的体験から強く意見を発し、核廃絶に向けての声明を発しなければならない筈ですが
「核兵器国と非核兵器国の橋渡しをする」との弱腰声明が、各国から「あいまい」であると非難されています。
核保有国のシステムは軍事衛星との連動により制御されていますが、地球軌道を回る衛星は軍事利用目的以外の通信衛星や気象衛星なども含めて、一体、どれくらいあるのかを調べて見ました。
JAXAの情報をもとに推計すると地球軌道上の衛星は、約4,400機前後のようです。
これらは全てが機能している訳では無く、回収不能であったり故障して目的を果たせなくなった物も含めての軌道衛星上を周回している数です。
衛星利用と言えば…
ご存じの方も多いかも知れませんが、個人的に愛用しているJAXAの「衛星全球降水マップ」は非常に面白いものです。
世界の雨分布速報(GSMaP_NOW)として公開されているシステムですが
https://sharaku.eorc.jaxa.jp/GSMaP/index_j.htm
複数の地球観測衛星データを利用し、世界の雨分布の状況を作成、可視化して30分毎にリアルタイムで公開しています。
表示領域も緯度・経度で確認出来るほか、拡大や移動もスムーズでちょっとした気象士気分を味合うことが出来ます。
画像JAXA_GSMaP_NOWより
私が個人的に研究対象としている地球温暖化に対しての降雨量や降雪量の変化を見るのにも役立ちます。
科学は本来、このように人々の生活に有益である手段に使われるべきだと思います。
もっとも私たちが日常で使用しているGPSも、もとが軍事衛星データを利用しているものですし「科学の発展は戦争の歴史」との意見も、それを裏付けるデータが無数にあります。
せめて、私たち一人ひとりが正しく知識を学び意見を述べる必要性があると考えます。
皆様の平和と不動産業の明るい未来のために、今後とも有益な情報を発信続けていきたいと思います。
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