エージェント活動 2020.12.07 UpDate

MONDAY, DECEMBER 07, 2020

【閑話休題_日ぐらし硯に向かいて】

RE/MAX エージェント 奥林です。


12月も日を重ね、世間は来るべきクリスマスとその後に控えるお正月で、気もそぞろかと思います。


とは言え、コロナによる三密回避のやめに忘年会は自粛傾向にあり、特に私の稼働する北海道札幌市にある、新宿歌舞伎町や福岡中洲と肩を並べる大歓楽街ススキノも、例年なら12月の声を聞けば忘年会が目白押しをなっているはずが、今年は予約もままならずに悲鳴を上げているとのこと。


コロナワクチンは12月中には日本上陸との話もちらほらと聞こえてはきますが、果たして今後どのようになるか気になるところではあります。



私はと言えば、いつものごとく毎日、早朝から机に向かって執筆しています。


作家、とまでは言いませんが趣味の読書が高じて始めた、不動産関連専門ライターのお仕事が好評で、文才が無いのにも関わらず多数のオファーを戴くからです。


とは言え、筆一本で食べていける程ではないので(文字単価がそれほど高くない、しがない駄文制作業ですので専業としてやっていくとしたら寝る間も惜しんで書きまくって、やっと)あくまでも本業は不動産エージェントです。


日中は、不動産の調査やクライエント対応、各種打ち合わせに時間を必要としますので、必然的に執筆は早朝。



加齢のためか夜が弱くなり、読書の習慣はあってもテレビを見る習慣はありませんので、特段の約束が無い限り、さっさと布団に潜り込むことにしています。


かわりに朝は早い。


皆がまだ夢見の時間に起き出しコーヒーを飲みながら一服、バッハやショパンなどのクラシック音楽をバックにメールのチエックや今日の予定を確認し、優先度の高い順から執筆を開始します。


 


駄文を垂れ流している三流ライターではありますが需要が多い、その理由は専門性につきると思っています。


29年間も不動産に従事しているのですから相応に知識があるのは当然として、なんでも知りたいと言う困った性癖を併せ持つことから、コラムを書いても一般のライターさんと比較して専門性が高いのが重宝がられる要因だと自己分析しています。


それだけ不動産関連法規や慣習は奥が深く、エキスパートと呼ばれるためには常に最新情報にアクセスして、古い知識を刷新する心構えが必要です。


 


旧態依然の凝り固まった思考が、一番宜しくありません。


特に不動産業界は、これだけ時代の趨勢が変化しているのに、昔ながらの思考に凝り固まっている方が多いように見受けられます。


そのような意味合いからRE/MAXは、柔軟性の高いブローカーです。


特に、数多くの女性が第一線で頑張られているのが良い。


不動産業における旧態依然の組織形態ですと、相変わらず女性蔑視の慣習が横行しているケースが見受けられます。



確かに昔は、夜討ち朝駆けと言われるようにクライエントと交渉するために、帰宅時間を狙いすました強制的な夜訪はあたりまえ。


私が最初に入社した仲介業者では、本当に訪問しているかどうか確認をする意味で、顧客宅の電話を借りてオフィスに電話することが義務づけされていました。


 


「お疲れ様です奥林です。ただいま○○様のお宅から、電話してます」


「お疲れさん。で、決まるのか」


「いや・・・それは何とも」


「決まるまで、帰ってこないでいいから。ま、頑張って」


と、言った具合です。


 


不動産のような高額取引が毎日、決まるわけがありませんし、それ以前に毎晩、訪問する先があるわけでも無い。


それでも成果が得られていない状況では、夜9時前の帰社が認められていませんでした。


このような真っ黒な会社で、女性が働ける訳がないですし、おススメもしません。


当時、携帯電話はまだ普及しておらず、通信兵のような携帯電話を所有しているのは「弁護士・ドクター・反社会的組織」だった時代のことです。


 


数字のみしか表示できないポケベルを貸与され、雨の日も風の日も外に放り出されていました。


このような黒い会社で生き残るのは「黒」に染まってしまった“イッ”ちゃってる人か、どうしても他に勤め先が無い人、もしくは世間知らずで根性だけはある体育会系ぐらいのものです。


 


この様な人種(私も含めて)が、年齢を重ねて経営者や会社の上席として君臨すればどのような組織が生まれるか、想像易し。


さすがに時代が進み、このような人がそのまま成長を止めて君臨しているケースは無いと思っていたら、時折、見かけるのが不動産業界の七不思議。



そのような方にお会いすると嬉しくなり、思わず


「失礼ですが、どちらから(どの時代から)お越しになられてのですか」と、聞いてしまいます。


一日でも早く、アメリカ並みに不動産業者の地位が向上するように、頑張って活動して行きたいと思います。


今回は


「徒然なるままに、日ぐらし 硯に向かいて 心にうつりゆくよしな事を そこはかとなく書きつくれば 怪しうこそ物狂おしけれ」 との心境のままに


 


不動産に関するお問い合わせはお気軽に


RE/MAXエージェント_hiroki.okubayashi


090-3773-1849


okubayashi@remax-agt.net


 


 


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