定期的に寄稿している「不動産会社のミカタ」のコラムで、【返済期間50年は誰のため?】価格高騰で増加する長期ローン斡旋時の注意点との記事を執筆した。
記事は不動産業者が、50年など長期に及ぶ住宅ローンを斡旋をする場合のポイントについて解説したものだが、このような長期的なローンを私個人としては積極的に推奨しない。
メリット・デメリットについては記事で解説しているので割愛するが、なんせ50年である。
このような長期的ローンを提供している金融機関の多くが完済時年齢を80歳にしているから、期間について享受できるのは30歳以下の方々である。
価格高騰により都心部の住宅購入は「高嶺の花」となり、生前贈与などで潤沢な自己資金を持っている場合などを除けば、おいそれとは手が出せない。
年収に締める住宅ローンの年間支払額における安全圏、つまり適切な返済負担率は20%だとされているが、高騰する物件価格にたいし上がらぬ所得を鑑みれば、返済負担率を限界まで引き上げなければ住宅を購入することはできない。
そのような無理をすれば、かなりの確率で生活は破綻する。
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