ライフスタイル 2018.03.12 UpDate

MONDAY, MARCH 12, 2018

どうなる?空き家バンク

出遅れた全国版

初めまして。
エージェントとして新たに加わった岡所(オカショ)と申します。
遊休不動産の活用、地域活性の観点から情報をお届けできればと
思っております。


数年前から各メディアで「空き家問題」というのが大きく騒がれるようになりました。
「8軒に1軒は空き家」とも言われ、私も初めは「そんなハズはない」と思いましたが、ある時チラシをポスティングする機会があり、近隣のいくつかの地域を回った時に、新たに発見する空き家の多さに驚きました。

問題意識の高い自治体は、早くから「空き家バンク」を設置して、購入者・移住者を募集し始めました。
しかし、それぞれの空き家バンクの情報がそれぞれの自治体のホームページに点在するので、情報を探す利用者としては、いちいち複数のホームページを見る必要があり、非常に手間がかかる。

というわけで、国が始めたのが「全国版空き地・空き家バンク」
日本中に点在する空き家情報をまとめて、利用者が簡単に多くの情報にアクセスできるようにしようという目的でつくられました。

まだ、課題はたくさん

元々それぞれの自治体が各々で始めたものですから、ルールやシステムが大きく異なるんです。

例を挙げてみると、

○よく見られるのは、「所有者のみが登録できる」「居住予定者のみが購入できる」「取引契約に自治体は関わらない」というタイプ
転売目的の不動産業者は入れないようですが、契約に関してはプロのサポートが必要になる場合が多く、利用者自ら不動産屋に依頼することになります。

○高石市の場合は、登録した不動産業者が物件情報を登録できる為、一般のポータルサイトに近い仕様で、成約数も多いように見られます。

○豊中市の場合は、他とは大きく異なりユニークです。「居住用はそもそも不動産屋に任せれば良い」という考えで、バンクに登録できるのは「居住以外の利活用」を目的とした物件のみ。登録物件も特徴あるものが多いです。


さらに大阪には「大阪版・空家バンク」というのが全国版より先にあり、10の自治体が登録されている為、現時点で全国版に登録されているのは、大阪にある43の自治体のうち、高石市と千早赤阪村の2自治体のみ。
これでは情報もまとまりません。


不動産業界がもっと力を入れれば変わると思うのですが、「売れない、儲からない」物件には手をつけたくないというのが多くの不動産業者の本音だと思います。

自由に動けるRE/MAXのエージェントだからこそ、利益重視ではなく、そこにメスを入れて地域活性に取り組んでいきたいと思っています。

ページトップへ