2021.05.06 UpDate

THURSDAY, MAY 06, 2021

アメリカでは「借り手市場」

どうも、smallビジネス専門不動産の山田です。
今回は「Forbes JAPAN」より「米国のオフィス需要が急回復、『慎重な楽観論』広がる」という記事についてです。

記事の内容は簡略的にまとめると
 1、オフィススペースの需要が急増=「借り手市場」
 2、背景にオフィスを探していた企業が多くあった
 3、NYでは特に「金融業界」と「テクノロジー業界」が多い

ということです。


この記事で非常に興味深かったのは、主要7都市の需要調査でNYでのリバウンドが多い物件が「高級物件」であることです。以前から日本でも高級物件(タワーマンション等)への需要が高まっていましたが、一般庶民だった一部の方々が高級層への参入する傾向は海外でもコロナによる貧富の格差によってより強くなっていると思われます。ABW(Activity Based Working)による勤務場所の選択肢が発生したことで価値を比較できるようになってしまった。つまり「在宅」か「通勤」かというそれぞれの価値を考えることができる中で、「高級感」に対しての考え方や「高級」という位置付けが変化したのではないでしょうか?

すなわち「高級感」を主体的に作る(家をお洒落にする)のか、はたまた客体的に受け取る(一等地のオフィスで勤務する)のか。あるいは、高級の需要急増で今後「高級」のなかでの段階に「庶民向けな高級品」という枠が定着し、それはより一層「一般的」との差をフラットにするパイプ役になるのではないでしょうか?

また「勤務場所の選択」はアイデンティティとして受け取られ尊重されていくようになり、益々「個人」と「企業」の関係性を考えなければいけなくなってきているように感じます。

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