RE/MAXエージェント 奥林です
鹿児島_熊本両県を襲った記録的な大雨での影響が続き多くの方が命を落とされ、また行方不明者多数_罹災した方々は道路の寸断などで孤立している等など、コロナ騒動と相まっての多重苦の状態となっている
追い打ちをかけるように梅雨前線の活動が活発化しており、予断を許さない状況との事
引き続き河川の氾濫や、土砂災害への警戒など予断を許さない状況は続き、反面
北海道と沖縄は真夏の暑さでマスク着用による熱中症への注意喚起がなされている
タレントのビートたけしさんが4日、キャスターを務めるTBS系「新・情報7days ニュースキャスター」にリモート出演し鹿児島_熊本両県を襲った記録的な大雨について語ったコメントが興味深い
「国はどこまで前の年にどれだけ浸水地域ができたのか分かっているのだから、早めに対策練って移動させるとか、そうしないと無理じゃないの」
「また家を建て直しておいたって、また来るんだから。ちゃんとそこは家を建てないようにする対策をした方がお金使ってやらなきゃダメなんじゃないかな。雨減らすわけにはいかないし」
「地球温暖化だから毎年毎年、同じ状態が絶対くると思う。去年、今年と珍しい例じゃないんだから、来年、再来年も同じだよ、これ。そうすると毎年同じことをやっていることになるんで、早く大なたで切るようなドンとした政策をやらないとダメだと思う」
極論ではあるが正論だと思う
地球温暖化に対する注意喚起や対策は、様々なメディアでも取り上げられ実際に活動も行われている
世界的には日本の対策は遅れていると言わざる得ない
先日、地方紙である北海道新聞の1面をこのような記事が飾った
「泊原発60年間運転検討」
原発は世界的に、法律で運転期間が40年と定められている
但し一度に限り20年間期限を延長し60年とすることが出来る
原発は本当に必要か?と言うディスカッションは至る所で行われている
原発の必要性については有識者が様々な議論を展開しており、私の様な浅学な人間がその必要性については論じる事は出来無い
世界的に見てドイツや台湾、スイス・韓国などは既に脱原発に動いている
原発導入を進めている国は、主には発展途上の国で
背景には発展途上国の急激な電力需要に対して発電コストの観点や電力の安定供給の為に必要であると言う実需背景がある
世界の原子力利用を先導したアメリカでは、現在99基が稼働しているが、その多くが1980年代までに稼動したものであり、うち86基が寿命を60年へ延長している
今回の泊原発の延長もその流れなのだろう
現在は原子力への不信が高まり、世界的にも発電所の稼働率が低下し、新規建設計画も見直されている
原発推進派は温室効果ガス削減に、原発が有効であると言う
火力発電は燃焼に化石燃料を使用する
燃焼には当然として、温室効果ガスを排出する
現在は同じ温室効果ガスの排出量でより多くのエネルギーを生み出すことで、相対的に温室効果ガスの量を減らす技術の開発が進んでいるが、石炭とバイオマス燃料を混合して発電する「木質バイオマス混焼発電」の導入研究も決定的な効果が得られていないと聞く
バイオマス燃料は、燃焼時に発生する二酸化炭素の総量は変わらない「カーボンニュートラル」という特徴があり、これを石炭と混ぜて燃焼させることで、温室効果ガスの排出が抑制できると期待はされている
原発を再稼働せずに二酸化炭素排出量を落とす方法としては我々一人ひとりが使用する電力消費量を抑えるしかない
自分自身で使用電力を落とす努力をせずに、やみくもに原発再稼働反対を唱えるのは紳士淑女のするべきことでは無いと思う
私自身、実際に使用する電気は可能な限り抑えるように努力をしている事は勿論
再生可能エネルギーシステムの一般家庭導入に関する活動支援や、システム開発に関する研究も行っている
Re/Maxの世界的なネットワークを活用して、不動産の提案や売買に留まらない地球温暖化防止対策に関するシステム提案も併せて行って行きたいと考えている