お盆を過ぎ残暑が残る8月後半、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さすらいのブロガーRE/MAXエージェント奥林です
個人的なご報告ではございますが、このたびFacebook始めました
RI/MAXエージェントプロフィールからもリンク出来ますので、ご興味ございましたらお越しくださいませ
何をいまさら、と言われそうですが
今まで主義としてやらないと決めておりました
食わず嫌いではないのです。Facebookが導入された当初、やっておりました
皆さまもご存じの通り、まったく知らない方からお友達申請が山ほど来るという(Facebookはそれが目的なのですが)
それだけなら良いのですが、高校・大学時代にさんざんイジめてくれた(ご指導いただいた)柔道部の先輩から(今は皆さん仲良しですよ_大人ですから)友達申請がきたり、イジメた覚えはないけどイジメられたと酒の席でクダを巻かれた後輩君たちからお友達申請がきたり
「いやー先輩には練習の時、やられすぎて真剣に殺してやろうと思ってましたよ」と、笑いながら酒を酌み交わした○○君_キミ目が笑ってなかったから…
そんなこんなで、もともと、お友達の少ない私は「SNS系は一切やりません」と公言していたのですが・・・
先日の恒例RE/MAX_MTGにおいて、中村オーナーとDJ橋本氏に口を揃えて
「奥林さん、それでなくても社会の役に立っていないのだから、せめてFacebookも使って情報発信しないと本当のクズですよ」(実際はまったく違いますが、何故か私にはそのようにお2人に心の声が聞こえました)と生暖かいアドバイスを頂戴して”なるほどね”と、思い情報発信を行うこととなりました
不慣れではございますが、ブログと併せてご愛顧いただければ幸いです
さて本題です 今回は「事故物件」について
宅地建物取引業法47条1項では私たち不動産業者が物件を紹介にするにあたり「故意に事実を告げず、又は不実のことを告げる行為」は禁止とされています。
「事故物件」の情報は告知事項として扱われていますので、本来は販売図面に「告知事項あり」と記載されてなければなりません。
特に心理的な瑕疵に該当する自殺や殺人事件などはもちろんですが、落下事故なども調査し告知しなければなりません
ただこの情報調査は難しく、数世代前までの時間経過をしてしまうと告知義務がどこまで発生するか、と言う判断にも困るものです
一般的な不動産慣習だとおおむね10年程度が目安にされていますが、はたしてそれで良いのかと疑問の残るところです
あたりまえですが20年でも、嫌な方は嫌です
個人的に、幽霊・亡霊・妖怪・悪魔・怨霊・モンスターとは今までお会いしたことがありません
ありませんが、それらに関する映画はたまに見ます
たとえば「呪怨」
ハリウッドリメイクされておりますので、ご存じのかたも多いかと思いますが
通常、あまり露出することがない悪霊(佐伯伽椰子と白塗りの顔が愛らしい俊雄)が出まくると言う、それまでの怨霊系ホラー映画の常識を覆した清水祟監督の秀作です
あの映画を見たときには
2階からノンビリと階段を下りてくる伽椰子に対して、ヒロインがへたり込み結局、襲われると言うシーンが多かったものですから
「馬乗りになってチョークスリーパー決めれば、良くネ?」と、真剣に倒すことを考えておりました
ですが、実際に体験すればそう上手くは戦えないでしょう
以前に内見(案内)をおこなった、とある古民家での話です
築80年程度だった記憶があります
雨戸があり、お勝手は土間造りと言う風情のある古民家でした
空き家で、管理状態も良くはないものですから内見前に先乗りして風通しを行い、畳を拭きあげ掃除を行いました
掃除も一段落して居間に座り、資料を眺めるとはなしに“ボーツ”としていると
何やら2階から人の話し声のようなものが聞こえます
「はて、まだクライエント様は到着していないはずだが?」と、背を伸ばして塀越しの駐車場を眺めるも私の車以外に見当たらず
ご近所のかたでも来られているのか?_とも思い
2階に上がり部屋をのぞくも見当たらず
そのうちに、1階から何やら金属を落とすような音がする
1階に降りてみるもやはり誰もおらず
はて?
こうなると由緒正しき古民家の壁や豪奢な竿縁天井に欄間も、何やら薄気味悪く思えてくる
先ほども書いたように、これまでの人生で幽霊関係のクライエントからオファーを頂戴した覚えがないので、さすがに不気味になりクライエント様が到着されるまで車で待機しておりました
しばらく後、クライエント様がお越しになり_さて内見となるはずが、奥様が家をジッと見つめて
「わたし、この家に入るのヤダ」とおっしゃる
ご主人様と私で、せっかく来たのだからせめて見るだけと勧めても譲らず
結局クライエント様には後日、別の物件をご提案するとの事で終了となりました
片付けのために再度、家の中に入り雨戸を閉めていると、時たまあの金属音のような音がどこからかともなく聞こえる
売主様に電話で、内見結果をお伝えすると
「そうですか…実は」と言う“オチ”までつきました(聞き取り内容を詳しく記載する事は出来ませんが_売主様には事故物件の心理的な瑕疵は予めの告知事項である旨をご説明をしました。事件から20年以上経過はしておりましたが…)
後にも先にも、このような体験は一度限りです。そもそもが霊的な経験なのか分かりませんし、自分がそんなに繊細な性格だとも思っておりません
ですが不可思議な経験は、あまり気持ちの良い物ではありません。お会いするなら“伽椰子”より“トトロ”のほうがありがたい
お盆だから思い出したお話でした
余談ですが、イギリスでは幽霊ホテルや幽霊の噂のある物件は人気が高いと聞いたことがあります
国民性の違いでしょうか?