RE/MAXエージェント 奥林です
お盆休暇を迎えてもコロナ騒動は停滞しておらず、連日の様に報道が行われています
三密を避けると言っても限界があることから、対策として手洗いやウガイに加えて不必要な外出(三密度の高い夜の街)を控えている思う今日この頃です
現状においてはワクチンの開発を待ちながら、せめて罹患せぬ様にして根絶できぬウイルスと付き合っていくほかはないのでしょう
さて、帰省ラッシュは例年と比較して少ない様子で、近郊レジャーで夏を満喫されている方が多いようです
そこで、注目されているのが「お家時間」の在り方です
芸能界や著名人を筆頭に、各メディアやYouTube等で快適なお家時間の過ごし方が話題になります
独学でギターを始めたり、読書の習慣を新たに始めたり健康のためにとランニングを日課にしたり人それぞれ
私達の様なエージェントは、クライエントのスケジュールに併せて内見に立ち合ったり、提案資料の作成を行いますので決まった休みが存在しません(逆説的に言えば、自由に休みを決める事も出来るのがフリーランスの特権ではありますが)
私事ではありますが最近、フリーのライターとしてライティングをはじめました
守秘義務がありますので、どのような媒体に記載しているかは書けませんが
「つれづれまるままに、日暮らし、硯にむかひて」_(小学生以降に墨をすった記憶が無いが)書いているブログとは違い、ライターとして受託した場合には文字数の制約や表現に対する注意点などが多数にあり、幼いころから憧れた作家気分を満喫しながらも自分自身のスキル引き上げに役立っています
拙い書き手に、コラム依頼をしてくれるクライエント様に感謝です。
閑話休題
さて不動産エージェントとして、お家時間の過ごし方について違った切り口で提案してみなければならいと考え、快適な室内環境について考えて見ました
快適な家(個人的には住処と表現するのがシックリときますので以降から“住処”と表現します)の選び方
結論から言えば「数を見る」につきます
ただし時間的な問題もあるし、喫緊に決めなければならない場合もあるでしょう
個人的には住処を探すのに、急ぐことはおすすめしておりません
イギリス人の様に、住処を探すのに何年もかけ、購入をしたら自ら手をかけ慈しむ
そうすることによってのみ、真の住処が得られると思います
個人的に業界経験が長くなった分だけ、様々な住処を見ています。
新築戸建やマンション、既築住宅や建築中建物など
美しいと思える外観の家や、平凡なだけれども動線に対して細かい配慮が感じられる住処など
私たちの仕事はクライエントの要望をお聞きして、最適な物件を提案するのが業務です
立地や外観、間取りなど誰が見ても判断できるような物は参考にもしませんし、積極的に説明しないように心がけています
「そんなもの、見れば分かる」
それよりもご家族のライフスタイルに何が最優先されるか
法的規制や取引上の注意点、融資や保険に関する説明は当然としておこなうのですが、それらはクライエントが紹介物件を気に入っていただいてからです
クライエントが気にもいっていない物件に対して
「ここは、文教地区で住環境が良くて大型スーパーも歩いて5分以内で・・・」なんて説明を一生懸命にしてもウルさがられるだけ
不動産営業には心理学のスキルが必須です
表情を見て、気持ちを察するぐらいは出来て当たり前
更に言えば、ご本人が気が付いていない、または他のご家族の手前発言できない気持ちを察します
ご家族の数だけ、希望や夢があります
何気ない家族の会話から、潜在意識を読み取り
必要に応じて希望を、お伺いします
不動産のプロとして妥当性があり間違いがないと判断される場合には、その条件を基にご提案物件の検討に入ります
あきらかにご要望に無理が生じる場合、他の選択肢をご提案しながらヒアリングを行います
ヒアリングは
1.テスクロ(テストクロージング)
2.検証
3.提案
4.提案に対するクライエントの反応⇒1.に戻る
徹底して繰り返し行います
これらの作業によりクライエントの深層で求める動機に触れ、きっかけをご提案する
私たちがご提案するのは不動産と言う形を持った、ご家族の安住の住処です
プロとして、経験やスキルによって蓄えられた知識を活用し、クライエントが納得できる物件探しのサポートをする事が出来るだけなのです