エージェント活動 2020.06.19 UpDate

FRIDAY, JUNE 19, 2020

消えゆく町

ReMaxエージェント 奥林です


仕事柄、北海道の地方を通ると町の衰退化を目にすることが多い。昔は栄えていたのだろう繁華街は、シャッターを閉めた店舗が連綿と連なる



資本力のある郊外型の大型店舗はそれなりに客足も好調なようで採算ベースはクリアしているとの事


大型店の周辺にある店舗はおこぼれと言う訳でもないだろうが、かろうじて商売が成り立っている様子である


地元不動産業者と話をすると、必ずと言って良いほど町の衰退について話が及ぶ


古くからの地元不動産業者はその濃密な人間関係で商売を行っているケースが多い


その様な人間関係に我々、よそ者が入り込む余地はほとんどない


地方における閉鎖的な人間関係において、古くからある地元不動産業の方々は私にとっても貴重な存在である


だが彼らは口を揃えて言う


「年間、片手にもならない取引しかない。もう、ここでは不動産で食ってはいけないよ」



時代の変化か


町に残る若い世代は、親時代の人間関係などあまり気にしない


ましてや地元の不動産業経営者の高齢化が進み、インターネットの普及についてこれていない


ネットで検索すれば、不動産業者も建築業者も幾らでも検索出来る


メール問い合わせをすればすぐに返事が来る


このレスポンスに地元業者はついていけない


無論努力はしているのだろう


思い切って業者に頼んでホームページを作ったので評価して欲しいと言われた


見てくれはそれなりである_まがりなりにもプロが作ったデザインである


だが、更新頻度や魅力的なページ作りへのメンテナンスがリピーターユーザーを造るのだと言う指摘をすると返答が出来ない


綺麗なTOPページは確かに素晴らしい


だが、それだけである


ユーザーはTOPページを見に来るのではない


 


見るに値する内容であるとユーザーが判断する


ブログやニュースなど魅力的な情報発信を、どのようにして良いか分かっていない


海沿いの町であり、彼は釣りが趣味である


持て余す時間を、防波堤で釣り糸を垂れて過ごすらしい


「取り扱い物件に変化がないなら、毎日の釣果を写真付きでブログにしたらどうか」と提案した


タイトルは「釣り好きオヤジの釣りブログ_ついでに不動産もやってます」で良いのではないかとアドバイスした


経年変化で断熱性能が覚束ないので冬は厳しいであろう物件が目に留まった


海を見下ろす小高い丘に建つ古家である


価格は僅か200万


 


移住型では無く夏場、数人の釣り好き有志で別荘代わりに所有する事が出来る金額の物件である


「社長の人脈を生かして、釣り船の斡旋も格安で手配すれば面白いのではないか?」と、提案すると喜んでいた


 


彼らにとってZOOM等を利用した遠隔内覧等、夢の世界のようである


不動産売買の手法として、このような手法があると提案をしても


「難しい事は分からないし、もう齢だから商売をたたもうと思ってんだ」と、悲しい目をする


 


ReMaxエージェントは地方と世界を繋ぐ事が出来る


私はエージェントとして、個人のクライエントからの物件を取り扱うだけでは無く、故郷である北海道の過疎化防止に対してもコンサルティング活動を実践していきたいと考えて活動している


 


 


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