お役立ち情報・ネタ 2022.11.07 UpDate

MONDAY, NOVEMBER 07, 2022

相続登記が義務化⁉特定空き家とは⁉

相続登記が義務化⁉特定空き家とは⁉

私が住む福岡県糸島市では空き家の数が1255件(2022年1月時点)あり、その数は年々増加しています🏠

全国でも空き家の数が社会問題になっており、中には所有者が分からずに倒壊や放火などの危険性があるにも関わらず、そのまま放置されているような空き家が数多く存在します。そのような背景から2024年4月より『相続登記が義務化』されることが決定しました。

そもそも相続登記とは、土地や建物など不動産の所有者が亡くなった際に、相続人に所有者の名義変更を行う手続きで法務局にて行うことができます。相続登記は単独で相続するのであれば、自分で行うことも可能ですが、複数人で相続する場合は必要となる書類も多く、司法書士に依頼することが一般的です。

今回の法改正で2024年4月以降、相続人は相続の開始及び所有権を取得した日から3年以内に相続登記をしないと10万円以下の過料となる可能性があるため注意が必要です。

また、『更地にしてしまうと税金が高くなる』との理由で空き家をそのまま放置する人が多いようです。しかしながら市町村から『特定空き家』に指定されてしまうと更地と同等程度の税金が発生することに加えて、50万以下の過料や行政代執行により高額な解体費用を請求される可能性もあるため注意が必要です。特定空き家とは以下の4項目のいずれかに該当している空き家で市町村により指定されます。

① 倒壊など著しく保安上危険となる恐れがある状態
② 著しく衛生上有害となる恐れがある状態
③ 著しく景観を損なっている状態
④ 放置することが不適切である状態

エリアによっては、『相続登記の手続き』や『家財の撤去』等にかかる費用の一部に対して補助金を出している行政もありますので役所のHP等もご参照ください。

RE/MAXでは司法書士や税理士、解体業者などチームでお困りごとをサポートする協力体制があります。空き家を放置せずに是非お早めに信頼のおける不動産エージェントまでご相談してみてください!

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