つい先日のことだが、RE/MAXエージェント仲間でもある新津 賢二氏:https://look.remax-japan.jp/agents/143 が経営する
「美・食・遊」をコンセプトにしたアウトドアカフェ「野菜香房」におとずれランチを食したのち談笑していた時の話である。
余談であるが「野菜香房」、名前のとおりではあるが野菜がすこぶる美味い。
店舗は北海道石狩市緑苑台にある。
「緑苑台」は団地名称でもあるが、緑苑の由来通り風光明媚な自然と住宅調和のバランスが取り入れられた街並みの一角に、
「野菜香房」はある。
私の所属するRE/MAX_Rosetteのオフィスや、自宅からも近いという立地条件もあることから、近くを通りかかった時には顔を出し食事をしている。
コロナ禍以前の話だが、札幌で展開するRE/MAX_KYOUEI主催でRosetteメンバーも参加したバーベキュー大会も「野菜香房」のガーデンテラスで開催された。
お世辞抜きに美味いので、近くを通った際は是非とも立ち寄ってみてはほしい。
これくらい宣伝しておけば、次に食事に行った際には名物の「焼き芋」を無料で提供してくれるだろうから楽しみしておこう。
閑話休題
さて食事後の談笑中、新津氏から
「奥林さんって、一か月にどれくらい本を読むの?」と、質問された。
この質問はよくあるのだが、あらためて考えて見ると何冊になるか数えたことがない。
読み始めてはみたものの内容理解が出来ないものや読むに値しない本などは数ページで放り出すこともあるし、いずれにしても同時並行で常時10冊ぐらいを読んでいる。
もっとも読書量をほこる気はないし、蔵書量をほこる気はもっとない。
そもそも読むスピードに対して購入する方が圧倒的に早い。
しばらく蔵書整理を怠ると書斎が本で溢れかえることになる。
そのような時には本好きの仲間に声をかけ
「全品無料!!自由に本を持ってかえってくださいDay」を主宰するほか、箱詰めして日頃から愛用している図書館へ寄贈するようにしている。
話を戻し読書量であるが、一年間で300冊は下らないと思う。
1か月にすると30冊前後になるのだろうが、主観的にはそれ以上の気もする。
それだけの本を読んでいれば頭が良いと勘違いされるのだが、まったくの誤解だ。
医者も匙を投げる「活字中毒」という病である。
しかも手元に本が無いと落ち着かないという末期症状に陥っているので、外出の際に本を忘れたのに気が付くと、あわてて本屋に飛び込み購入するといった具合である。
ところが自慢にもならぬことに、記憶力がすこぶる悪い。
おそらく「頭を鍛えなさい」という幼いころに薫陶を受けた師の教えを曲解し、「頭突き」の練習に明け暮れたせいで脳細胞の大半が死滅しているのではないかと推察している。
おかげで「鬼滅の刃」の竈門炭治郎なみに「頭突き」が鍛えられたが、現在に至るまで実生活で役立った覚えがないのが残念だ。
唯一といってもよいのだが、わずかな時間で本をめくり必要とするキーワードを読み取りながら、おおまかに多量の本を要約できる能力にだけは自信がある。
「頭突き」しか鍛えていない人間が、まがりなりにも業務の一環として執筆業をおこなえるのもこの能力によるところが大きい。
この能力について、語彙が貧困な私は上手く表現することができなかったのだが
敬愛する斎藤孝(著)【「できる人」はどこが違うのか】ちくま新書
で、同じような能力を「瞬間多読術」と表現していた。
言葉自体は斎藤氏の造語であるが、学者などの「職業的な読書人」は少なからず有している能力らしい。
氏の定義によると「10分程度で、10冊以上の本の内容を把握する能力」とのこと。
考えて見れば、無意識に同じことをしていた。
なんてことを考えながらも、ふと横を見ると山積みになった本が絶妙なバランスでかろうじて均衡をなしている。
そろそろ「全品無料!!自由に本を持ってかえってくださいDay」の開催時期である。
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