みなさまま、こんにちは。京都出身、京女の住宅建築コーディネーター、小西です。
現在、ドイツに駐在しております。おかげさまで秋で1年目を迎えることができました。京都という日本の文化都市から、フランクフルトという国際都市に移住し、まったく違う土壌の中で、不動産や建築に触れながら、「新しい言語」ドイツ語を学ばせていただいております。
ドイツ語は、ダイレクトな言い回し、あるいは互いを思いやる簡単な言葉があり、大変面白いです。
■ときどき京都に住もう
海外に移住された方とお話しておりますと、離れたからこそ日本の良さ、日本の美しさや文化が際立ってみられるということを良く耳にします。
私自身は、京都の出身であり、京都の良き古き昭和時代を体験した一人でもあります。小学校からコミュ力(コミュニティの力)がいざという時に強い、そして祭りや芸術文化の催しが常にある、という街は、子育てやゆったりとした生活を楽しむ上では、大変貴重な「文化環境」であると思います。
先日、フランクフルト市内の本屋さんに立ち寄りましたら、ドイツ人の人が日本の昔の話を書いた書がありました。漢字をまねて書いてあり、その中には、「化け物」とは何か、といった
リサーチがされています。
■地元のことは地元民に
欧州に住んでいると、京都様子を体験することは少ないでしょう。しかしながら京都の毎年の決まりの催しの中で、いつ、どこで、どのようなコミュニティがあり、どのあたりに住めば、どのあたりで探せば良い物件があるか、というのは、育ってきた環境であるからこそ、アドバイス差し上げることができるものと感じます。
特に、「子育て」、「進学」といったキーワードでは、ここドイツでも重要なファクターです。子供たちが安全に通える場所、学びたい学校で学べる、雨の日も風の日も学びに行けるよう交通機関を考える、あるいはZOOMでの授業を受けられる、リモートで働けるオフィスが持てるような広い物件、ということはご家族にとっても「住まい購入」のイメージを楽しくふくらませるものです。
RE/MAXでは、地元で活躍するエージェントがいらっしゃいますので、ぜひ転勤先のエージェントにおつなぎできたらと思います。
■ホテル、ステイ、住まいに思うこと。
先日、暑い夏に京都に戻り、仕事柄さまざまなホテルやゲストハウスに宿泊させていただきました。おもてなしのホテルの空間も、長期滞在となると窮屈なところ、とても便利なところがあり、海外から来たお客様の目に立つことが出来ました。海外からくると、スーツケースを置くところ、洗濯、買い物するところ、キッチンなど、ホテルで普通の生活をすることになります。広めのホテルの部屋がおすすめですが、インテリアの中に家族で「集まれる場所」というのが非常に少ない。
面積上取れないのもありますが、欧州の家のように、家族や友人が集まれる大きなテーブルのおける家というのは、快適だと思います。日本の間取りでは、細かく区切った部屋が多いですが、思い切って中古の物件でも、レイアウトを変えてみる、というのはおすすめです。
そういえば町家も、おくどさん、が見え、通り庭、庭、玄関先とだれかの気配がすぐわかるようになっています。そんな生活の動きも、生活を楽しくする要素になっていると思います。
■普通の高さのデスクと椅子のあるホテルが便利
海外から日本に旅行する場合、良い高さと奥行のあるデスクが必要だと感じます。
最近はロビースペースで、シェアスペースとして、仕事をできるエリアがあるホテルもありますが、やはりプライベートな仕事は部屋で行いたいもの。しかし、デスクと椅子というのがないホテルが多く、そこからまず長期滞在に向いているホテルと向いていないホテルがありました。
■ミニキッチンほとんど不要
久しぶりに京都に来ると、ミニキッチンがほとんど不要ということがわかりました。
久しぶりなので、やはり京都のカフェや朝ごはんを楽しみたいもの。おばんざいや、デリカテッセンが充実しているので、どこでもおいしいものが購入できます。
■リモートワークは素晴らしい
そしてやはり、時間を決めて京都に滞在して生活し、仕事をするというのは素晴らしい体験ができると感じました。これは他府県の方にもおススメしたい京都時間です。生活し、仕事し、参加する京都。歩いていると誰か久しぶりの知り合いに会う!という大変面白い街だと思います。
もちろんドイツに一定期間来て、過ごして見よう!というのも良いと思います。
このようなお話を交えながら、お客様のお役に立てるよう、ZOOMにてお待ちしております。
京都と欧州でつながり、留学をされたい方、日本へご帰国されたい方のご相談もお気軽に
お待ちしております。
RE/MAXコミュニティ・ラボ 不動産エージェント 小西菜月