たまたま手にした経営学の教科書の一節に目が留まり、考えています。
『組織構造は戦略に従う』
〜戦略とは一企業の基本的な長期目的を決定し、これらの諸目的を遂行するために必要な行動方式を採択し、諸資源を割り当てることと定義される。
ご存知の方も多いと思いますが、1962年アルフレッド・チャンドラーの主張。
対する『戦略は組織に従う』は、1965年イゴール・アンゾフが提唱した主張。
自らの力量を勘案した経営戦略を立てなければ、机上の空論となる。
各種事業の経営戦略においても、また家族経営においても、先人によって蓄積された理論に学びながら、自身に当てはめて判断していくことが大切だと改めて思いました。
自身の属する組織では、うまく戦略に沿って経営ができているだろうか。組織を合わせるのか、戦略を合わせるのか、難しいですね。