不動産の売却理由によっては、値下げ交渉される?

エージェント活動

ご紹介で東京都港区のマンションをお預かりしました。

東京在住のお友達にご紹介いただき、港区高輪にある3LDKのマンションを訪問したのが2月14日。

売却の理由、売却した後どうするか、いつまでに売りたいか等々、2時間以上じっくりと、ヒアリング。

昭和45年5月に新築された…築50年のマンション。まさかの…私と同じ年月生まれ。ご縁を感じてしまいましたσ(^_^;)

ご主人の趣味が骨董品集めということもあって家財がかなり多かったので、引越してからの方がお部屋の見栄えがして反響が取れると思い、お引越し後のGW明けにホームクリーニングの見積3社を手配。→1社に決定して実施。

引越前にKeyboxを送って、売主さんに設置していただいたので、遠隔で対応可能にしました。

エアコン3台はかなり型式が古かったので、売主さん負担で廃棄処分していただきました。

ホームクリーニング実施後は、写真撮影のために、東京出張したのが6月2日。

3部屋ともヴァーチャルステージング。

専属で媒介をお預かりしていましたので、ホームクリーニングとステージング費用は、私が負担しました。That's Machiko Style (^-^)v
広告、営業活動は、ステージングの画像データ納品後の6月13日からスタート。

不動産会社が定休日以外の日は、反響お問い合わせの電話が、ひっきりなしにかかりました。
実は、私の父親が6月25日に急逝し…父のお通夜、お葬式の日にも物件確認の電話が入りました。

関西の不動産会社だと、ほぼ買付を入れると決まった段階で請求することが「暗黙のルール」なのですが、東京の不動産会社は、お客様にご提案する段階でも【不動産の評価証明】を請求してくるのです。ローンの事前審査に必要な書類の一つなのですがね(;^ω^) さすがに…通夜や告別式の最中にパソコン開いて作業することなんて、できませんから、所属オフィスのオーナーに情報を共有して、不動産会社からの問い合わせ、メールのやり取りはお任せしました。

買付から契約まで。

結果的に 103件の問い合わせが入り、25組の内見、検討者8組、指値での買取打診等々。

ようやく、7月30日に買付が入りましたが、かなりの指値。

売却理由を買主側の不動産会社にお伝えして、「その値段では売主さんは納得されませんが、どうされますか?」と交渉。買い上がりで再度買付をいただき、条件を付けて【売り渡し承諾書】書いてもらいました。

決済期日が11月20日、契約日から考えると少し間が開いてしまうという買主さんのご事情があったため、

①手付金は、2割

②買い替え特約なし

等の条件を入れて、【売り渡し承諾書】を発行。

重説、契約書を作成して、8月25日に契約となりました。

契約から決済まで。

早ければ、9月末に決済できる見込みだったのに、訳あって延期。

契約から決済まで通常だと、銀行のローン手続き(金銭消費貸借契約)があるので、大体契約から1ヶ月後が目安なのですが、なぜ契約から決済までこんなに遅かったか?

 ①買主の自宅兼1棟マンションの売買決済金での支払い。

 ②買主所有の隣地の境界で、隣地の方から合意の印鑑が貰えず、引き延ばされた。

 ③現金の調達が当初予定の9月末より大幅に遅れた。


契約後、売主さんには逐一状況報告を入れて、フォローしていましたが…買主側の不動産会社さんは、こっちから連絡しないと、状況を教えてくれず最後までハラハラドキドキしました。

結局のところ、11月19日決済で、何とか無事に引き渡し、取引完了となりました。

11月20日が決済期日でしたが、決済期日のギリギリまで延びるとはかなり焦りましたが、売主さんのためにも、違約という事態は避けたかったので…無事に終わってホッとしました。



売主さんからは、「全面的に小谷さんを信頼しています。違約になって再度売出しするともっと時間がかかる可能性があるし、かなり不安だった。不動産のことは、よく分からなくて本当に売れるのだろうか?買ってくれる人は見つかるのだろうか?不安しかなかったですが、いつも私達の味方で寄り添って全面的にサポートして導いてくれました。ほぼ希望通りの金額で売れるなんて凄い!!本当にありがとうございました。これから先の事を考えながら、前を向いて暮らしていきます。」

とのお言葉を頂戴し、泣きそうになりました(´;ω;`) というか、泣いてしまいましたけどね(;´・ω・)

このクライアントさんの売却理由は離婚ではなく…家を売って次のステップへ進むための前向きな売却でした。

笑顔は人を引き寄せる。

長年住んだ思い入れのあるお住まいを売却するのは、かなりPowerの要るコト。



実は、数年前に新築した戸建てを離婚の為に売却する経験をした私。直ぐにでも離婚届を出して再出発したかったのだけど…「離婚が原因の売却」と、次に住む方にとってマイナスのイメージが付き纏う。値下げ交渉も入りそう。

と思い、籍は抜かず旧姓のまま半年かかって売った経験があります。家財はどっちが持っていくとか、財産分与とか、慰謝料とか…。離婚することは、かなりPowerの要ること。

結果的に、自宅の場合は、離婚が原因での売却ということは伏せて「売買契約」することになりましたし、値下げ交渉もほぼ入らず、希望していた通りの金額での売却となりました。



そして、6月に急逝した父の遺した実家。

両親と一緒に住んでいたので、相続では、二次相続を試算した上で、実家は私が相続することになりました。

豊田さんの「相続対策コンサルタント」講座を受講していたおかげで、家族の相続についても自分で考えることができました。



相続、離婚、破産等々…どれもかなりPowerのいる決断ですよね。大手不動産会社さん数社からは、「相続したお家、売りませんか?」DMがたくさん届いています。売る時は、私が自分で売りますから(笑)そっとしておいてほしいものです。

なぜなら、「私に売れない家はありません!!」から!



私は、相続、離婚を経験したからこそ!気持ちに寄り添って…

不動産にまつわるお悩みを親身に解決することで、ご家族のみなさんを笑顔にするサポーター。

阪神間で一番相談しやすいREALTOR®(不動産エージェント)です。



不動産でお困りの方、不動産投資、売るのか貸すのかどうしよう?等々、お声がけ、ご紹介お待ちしております。



RE/MAX L-Style 小谷真千子

携帯 090-9980-1339

Mail machiko.kotani@remax-agt.net

LATEST ENTRY