私の大切な友人からのご相談です。
「住宅ローンが残っていて、売ったとしても大体これくらいだろうという金額は
よく家にチラシが入るのを見ているので、予想がついている。
ローン返済分の家賃がもらえるなら、できれば貸したい」というご相談。
早速、そのマンションを見せてもらいました。(写真はイメージ写真からの拝借です。)
守秘義務があるので、詳しくは書けませんが
10年ほど前にリフォームをされていて、そのエリアの他のマンションには珍しい間取り。
LDKも広くて、2面バルコニー、収納スペースが多いのは、希少価値。
査定に必要な書類をお預かりして、早速、査定に取り掛かりました。
とはいえ、やはり、同じエリアで賃貸や売り出し中のマンションを見に行った
方が、自信をもって査定できるし、友人も納得するのでは?ということで
賃貸と売買のお部屋を10室ほど、一人で内覧に行きました。
貸主側の不動産会社さんには、「お部屋をご紹介する前に事前に見ておきたい」
と言って、鍵をお借りしました。
賃貸専門のショップに勤めていれば、「貸したら、いくらですね。貸しましょう。」
売買仲介専門であれば、「売りましょう!これくらいで売れますよ」
新築販売営業であれば、「ローンはこれくらい借りれます。買ったほうが得です」
という勧め方やセールスをするのが、一般的でしょう。
私は、特定のモノを勧めるという、いわゆる「押し売り」だけは、したくない。
目の前にいるお客様にとって、何が一番ベストな選択なのかを様々なことをお聞きして
ご納得いただいた上で提案したい!そういう想いでエージェントになりました。
RE/MAXのエージェントは、フリーランス、つまり個人事業主。
会社のノルマもなく、自社物件を勧める必要がないので、「お客様にとって何がベストか」
を勧めることができるのです。
査定をお伝えするために、再度お会いしましたが、地元に住む2人から「借りたい」旨の打診があったそう。
私の友人は、とても気持ちの優しい方なので、相場よりも安くでええよ!と言ったとか。
毎月のローン支払い分と管理費を足して「貸したい金額」に少し上乗せして、2月、3月の繁忙期だから
今がチャンス!借りたいお客様を探すので、私にお任せくださいねと言って帰りました。
数日後、近くに住む友人が相場に見合った価格で借りてくれることになったと連絡がありました。
私に相談して、金額交渉がしやすかった。ありがとう!2年後の住み替えの時には、またお世話になるから
よろしく!と言われました。
私の友人にとっての、「ベストな選択」は、2年後に住み替えをする時まで「定期借家」の2年契約で
友人に貸すという選択でした。
その友人からは、不動産投資をしたいお客様を改めてご紹介いただけることになりました。感謝です。
人それぞれ、人生色々あります。離婚を経験した私が言うと説得力ありませんか?
ファイナンシャルプランナーの視点で、収入と支出のバランスをみていく「ライフプラン」の設計も得意です。
「ご家族のみんなが笑顔になれる、阪神間で一番相談しやすいコンサルタント」を目指しています!
不動産にまつわるどんな些細なことでも構いません。ご相談お待ちしております。