お役立ち情報・ネタ 2021.03.04 UpDate

THURSDAY, MARCH 04, 2021

岡崎エリア アートと文化と再活用

本日は京都をご紹介させていただきます。「岡崎エリア」は、物件探しだけでなく、観光など京都に


お越しになる際にはぜひお勧めしたいエリアです。文化度が高く、過去と未来、学術とアートのエリアでもあります。


春の散策にはぴったりのエリアです。


 


新旧の感じられる街


岡崎エリアは京都の鴨川以東に位置し


1895(明治28)年には平安神宮が造られました。2000人以上の席を誇る京都ロームシアターでは


バレエ、演劇、ダンスなどを昼夜楽しむことができます。また京セラ美術館は、建築家青木淳氏の


設計で再オープンを果たしましたが、正面玄関にガラス張りのファサードが組み込まれた様子は


正に「新たな美術の創造」を期待させるデザインとなっています。


 


お店もたくさん


私自身も以前、岡崎エリアの周りに住んでいましたが、大阪へ出るには京阪電車、週末はおいしいパン屋さん


ドイツソーセージが購入できる店、ワインのお店など以外とお店が多いのが特徴です。また、岡崎から上へ(北へ)あがっていきますと京都大学のエリアとなり、緑が多く、学生が利用するレストラン等もあります。


またアンスティチュ・フランセ日本日本イタリア会館もあり、クリスマスの時期には、クリスマスマーケットで


賑わうなど、おしゃれなイベントも多いのが特徴です。


 


建築好きにはぴったり


フランスの建築家、ル・コルビジェの元で学んだ前川国男が設計した京都会館を再活用して誕生した


ロームシアター京都は、再活用の良い事例です。長いコンクリートの軒の下では、パソコンを持って


仕事をしたり、おしゃべりを楽しむ人が見られます。


中でも2階のオープンスペースでは、大文字を見ながら、書籍を楽しみ、散策の合間のちょっとした


カフェタイムを楽しむことができます。いつか皆さまとこちらでお打ち合わせできるといいなと思います。


一階部分には蔦屋、スターバックスが入り、2階には京都モダンテラスというレストランがあり、天井の高いレトロなデザインのレストランで楽しいひとときを過ごすことができます。


まさにウォーキングディスタンスで、平日、週末を過ごせ、お寺や神社も楽しめる絶好のエリアと言えるでしょう。


国際交流会館もあり留学生も多い区となっています。


家族連れには、動物園や京都国立近代美術館(MOMAK)もあり企画展や常設展だけでなく


教育やラーニングにも力を入れているという子供には嬉しいミュージアムもあります。


2021年、分離派展が開催されています。京都の建築家、関西の建築家のこれまでを


100年単位で大正時代から拝見できるすばらしい展覧会となっていますので


ぜひどうぞ。


 


京都国立近代美術館の外壁は実はポルトガル産の花崗岩でできています。内部は白い大きな空間が広がり


雨の日でもアートを楽しむには十分なスペースがあります。



 


岡崎エリアは左京区に属していますが、京都の全11区の中でも最も大きい面積となっています。


そのため小学校もたくさんあります。小学校を機にお引っ越しを考えられている方もいらっしゃると思いますが


京都の土地柄や、小学校、ブランドを理解した上で、移り変わる京都について、楽しく


お客様への情報を提供して参りたいと思います。


 


【小西菜月 Nazuki Millotat Konishi】


住宅建築コーディネーター/デザインコンサルタント/REMAXエージェント@コミュニティ・ラボ


京都生まれ、京都育ち、建築設計・アトリエ事務所、海外駐在を経て、questLLCパートナー。


デザイン、マーケティング、ブランディングの分野で業務、教育活動を行う。


ドイツ人と国際結婚し、1児の母。京都にて子育て中。町家をもっと京都に、空き家を新しい町家に。


たてものリノベ、内装提案から再活用、まちづくりまでよりよい暮らしをつくるための提案を行っています。


 


 


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