不動産コンサル 2022.11.12 UpDate

SATURDAY, NOVEMBER 12, 2022

相続って他人事だと思っていませんか?

相続は誰にでも起こる


ほとんどの人にとって相続手続きをする機会は、親御さんが亡くなったタイミングでしか起こりません。


なので手慣れているという人はほぼ皆無です。


でも誰にでも起こり得るのが相続です。


こちらに大阪国税局が発表しているデータがあります。


相続は誰にでも起こる

被相続人の数の推移

統計によると令和2年の被相続人(お亡くなりになられた人)217,485人に対し、課税対象被相続人は19,470人、その割合は8.95%にも及びます。

相続税制改正前は、相続税対象者は約4%と言われていましたが、改正後はずっと8%を超えて推移しています。

12人に1人、令和2年の数字でいうと11人に1人にまで相続税対象者が広がっています。

また、 令和3年司法統計年報によりますと、遺産分割事件として取り扱われた件数のうち、遺産金額が5,000万円以下の事件が実に76.7%もあったことが分かります。

相続に関しての紛争って、お金持ちだけの話かと思っていた人にとって、このデータは意外だったのではないでしょうか?

どのくらいの金額で紛争になる?

遺産分割事件

遺産が多いから少ないからではなく、もめるときはもめる、そう考えておいて間違いなさそうです。

どうしてこんなことが起こるのか?

それは、故人が亡くなる前に遺言書を書いていないケースが多いのと、分ける資産に偏りが出るせいでもあります。

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