フリーランスのエージェントになりましたとご挨拶をするために、2年前にご紹介いただいた会社へ訪問したのが今年の1月。茨城県の物流営業倉庫の新館が空いてしまって、困っているとご相談を受けました。
RE/MAXは、世界だけではなく日本全国に展開しているので、関東在住のエージェントにも声をかけてみますと資料をお預かりしました。

とは言うものの、倉庫の賃貸借案件は住宅とは違ってかなり特殊性があるので、エージェントではなく、全国展開の物流会社が新たに不動産部門を立ち上げられた会社へ訪問し、物流専門サイトへの掲載を依頼。

サイトへ掲載開始してから3ヶ月ほど経った頃、1件の内覧予約が入り、現地の管理会社さん立ち合いの元、内覧。
とても気に入ってくださって、2回の内覧後、賃貸の申込書が届きました。

申込の後は、賃貸借期間や家賃等の条件、サブリースでの契約にしてもらえないか、設備リフォーム等々、たくさんのご要望が入りました。何度も条件交渉が入る度に、貸主さんとの交渉。顧問弁護士さんによる法務チェックが入ったり、メールや電話でのやり取りを数回続けました。

（写真は、茨城県の物流営業倉庫です。ブログへの掲載許可をいただいております）

今回の取引は、私の所属するRE/MAX ACESとサイトに掲載していただいた不動産会社さん、そのサイトを見て借主さんを見つけてくださった不動産会社さんの3社での共同仲介。
直接貸主さんと繋がっている私は、貸主さんの代理人。サイトに掲載してくださった不動産会社は、私と借主側の不動産会社との情報伝達。貸主さんからの情報を取捨選択しながら、交渉を数回重ねました。

入居希望日に近くなったにも関わらず、契約書修正等のご要望が入ったので、「当初の募集条件からかなり譲歩して貸主さんに承諾をいただいているのに、これ以上、借主さんのご要望を受け入れるわけにはいかないです！」と毅然と対応しました。

ようやく、貸主さんと借主さんがお互いに納得いただける妥協点を見出すことができ、私が契約書を完成させたのが、5月18日の金曜日。翌日の5月19日、土曜日に現地立ち合い、鍵の引き渡しを滞りなく済ませることができました。

賃貸借契約日は、5月22日の火曜日でしたが、貸主さんは関西、借主さんは関東と距離が離れているため、先に借主さんへの重要事項説明、ご捺印をいただき、書類をお預かりしてご契約日に貸主さんのご捺印をいただき、無事に契約完了。


行き帰りの新幹線と茨城県の現地までの間、貸主さんとご一緒したので、じっくりとお話を聞かせていただいたり、私もお話ししたり、とても有意義な時間を過ごせました。

ご一緒した貸主さんの担当マネージャーさんから、「小谷さんはいつもレスポンスが早いし、仕事をキッチリやり遂げてくださいます。ギリギリのスケジュールの中、どうなることかと心配していましたが、無事に契約までこぎつけることができて、本当に良かったです。小谷さんのネットワークから借りたい法人が見つかり、契約書や条件なども取りまとめてくれたおかげで、空室が埋められてとても助かりました。ご提案いただいていたプロジェクトは契約寸前まで行きながらNGになってしまったけど、これでやっと小谷さんに報酬を受け取ってもらうことができるのですね。ありがとうございました！」とのお言葉を頂戴しました。

私は、貸主さんの代理人、エージェントとして当たり前のことをしているだけなのに、こんなお言葉をいただけるなんて！感激して…泣きそうになるのをグッとこらえました。
My Belief
「プロのエージェントとして、お客様に寄り添い、信頼を得ます」
私の「夢」にも一歩近づけたかな？

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