茨木市駅前アーバンライフ 2週間で売却できたワケ

お客様の声

マンション売却、ここだけの話「売るのか貸すのかどうしよう?」

9月に遠方へ転勤になった友人から、今は住んでいないマンションのご相談を受けたのが、2018年の2月中旬。とりあえず貸してしまったけど、値段が下がる前に売った方が良いのかなとのご相談でした。
その「とりあえず」の時には、私はまだお知り合いではなかったので、マンション近くの不動産会社数社へ相談され、すぐに借主が見つかったので貸してあるとのお話でした。

賃しているということは、所有者を変更する「オーナーチェンジ」。自分が住むという実需ではなく、投資のご提案になってしまいます。
実際に住めないわけですから、投資家さんへ売却するか、あるいは買取転売の不動産会社に持ち込むか・・・。利回り目線や転売益を見越しての金額になるため、売主さんにとっては、「買い叩かれてしまう」
念のため、買取転売専門の不動産会社6社ほどに見積もっていただきましたが、売却希望額とはかけ離れている。
本部スタッフに相談し、出たアイディアが、その借主さんに買っていただくということ。
引っ越し早々、このマンションを買いませんか?と言われても驚かれるだろうし、新学期早々も避けた方が良い。売り急いでいるわけではありませんから、売却を急ぐ必要はない。
売主さんの了解を得て、5月のGW明けにアタックすることにしました。

引き寄せの法則

自筆のお手紙を書き、投函。その後借主さんへお電話すると「買うつもりはない」というお返事。まさかその3日後に「転勤になったので7月末にお引越しすることになった」管理会社経由で売主さんへご連絡。辛抱強く待った甲斐があったわけです。

これも「引き寄せの法則」なのでしょうか?願えば叶うものですね。
引っ越しされると実需向け(つまり実際に住む方)に売却できるわけなので、売却希望額に限りなく近く売却できる可能性が高くなるのです。

引っ越しを待ってからお部屋を見に行き、改めて査定し、売却の準備に取り掛かルことに決めました。その矢先、忘れもしない6月18日「大阪北部大地震」が発生。茨木は震源地にも近かったため、最大震度6弱。阪急茨木市駅の案内看板も折れ曲がる等、地震の被害は結構大きかった地域ということもあり、マンションの共用部にクラックが入ってしまったのです。不幸中の幸いだったのは、共用部なので、補修工事は管理組合負担。

せっかく駅近で綺麗なマンションなのに、この状態だとイメージが良くない。今すぐ売りに出して、市場に出回り、あのマンションまだ売れてないよね?という「売れ残りマンション」になるのは避けた方が良い。この補修工事が完了するタイミングまで待ちませんか?とお話すると、売主さんも納得。

私は、毎月のノルマが無いので今月の数字とか全く関係ありません。
むしろ「Fiduciary Duty」顧客の利益の最大化を第一に考えているため、一番高く売れるタイミングで市場に出すことを優先しています。

SUUMO掲載から買付申込まで

補修工事が無事に完了したのが10月末。
11月3日、売主さんと一緒に再度マンションの確認に行ったところ、見違えるように綺麗に補修されていました。
周辺相場を改めてお伝えしたうえで、売却希望額をお聞きして、まずSUUMOに登録。
翌日に、マンション近くの不動産会社さんからSUUMOを見ましたと問い合わせがあり、自分のお客様にご提案してもよいですか?とのお声。
ハイ!「もちろん喜んで!是非ご紹介ください。私は、囲い込みしませんから」

お会いしてから7日後にレインズに登録。それから続々と茨木近辺の不動産会社さんから「広告掲載」や「オープンハウス」のご依頼の電話が入りました。全部で、20件はあったと思います。しかし火曜日に周辺にチラシを作成して、その週末にオープンハウスの集客をするとは、恐れ入りました。まさに!地域密着の強みですね。

オープンハウス当日ではありましたが、11月18日に2組の内覧予約が入ったので、私も立ち合いに行きました。とても感じの良いご夫婦と3人家族の2組がお越しになり、念入りにお部屋をご覧になり、その翌日の11月19日、そのご夫婦から「買付申込書」を受け取りました。

重説、売買契約から決済まで

市場に出してから、2週間での早期売却につながったわけです。戦略を練った甲斐がありましたが、もちろん私だけの力で売却できたとは思っていません。買主さんを見つけてくださって、どんな買主様なのかという情報を細かくお伝えしてくださったり、熱心にクロージングをしてくださった不動産会社さん、そして親身にアドバイスしてくださったRE/MAX本部のスタッフの皆様のおかげです。

買主さん側の不動産会社さんから、数字があるので、契約を月内にしたいというご要望があり、1棟の売買契約を控えていたり、東京出張があったり、重説の作成やチェックで超多忙な時期と重なっているので、もしも御社で契約書と重説を作成してくれるなら、こちらはチェックだけですむので可能かもしれないですね。とお伝えすると快諾。
その担当者さんが、キッチリと書類作成をしてくださったおかげで、11月29日の契約が可能になったのです。

契約日にお会いした買主さんからは、「素敵なマンションをご紹介いただくというご縁を繋いでくださって、小谷さんには本当に感謝しています。実は今、夫婦で賃貸マンションに住んでいるんだけど、6月の地震で隣室との境にあるベランダにある壁が割れてしまい、管理会社へ言っても人手が足りないとかで、なかなか対応してくれず辟易していたんですよね。それなら賃貸じゃなく自分で分譲マンションを所有する方が自分のモノになるので良いんじゃないかなぁということで、この3ヶ月ほど探していたんですよ。このマンションなら駅からも近いし、とても便利だし、とても気に入りました。」

売主さんは、社内旅行で行かれたシンガポール土産の「チョコレート」を私と買主さんへくださる優しい心の持ち主。

買い側の不動産会社さんのおかげで、12月19日に決済も無事完了し、売主さんも買主さんもみんなが笑顔あふれる取引となりました。

契約の帰り道に、売主さんからは、「小谷さんのおかげで、希望価格以上で手放すことができました。自筆の手紙には本当に感動しましたよ。署名だけ自筆にするのかと思っていたら、まさか全文自筆だったのには驚きましたね。貸そうか悩んだ時にも親身に話を聞いてくれて、小谷さんが貸すことを思いとどまらせてくれて、売却の戦略を練ってくれたおかげです。本当にありがとうございました。」とのお声をいただき、泣きそうになるのをグッとこらえました。
2月にお会いしてから、売却に至るまでは約1年かかってしまったけれど、市場に出してからは2週間で売却できたので、縁とタイミングがバッチリあって早期で売却できたというワケです!

これからも、ご家族のみなさまの笑顔が見られるように、ご縁を繋げられると嬉しいです。
私と出逢う…全てのご縁に感謝して!
不動産にまつわる疑問、お悩み、売るのか貸すのかどうしよう?どんなご相談でもOKです。お声がけお待ちしております。


~不動産を通じてご家族のみんなが笑顔になるお手伝い~
フリーランスの不動産エージェント  小谷 真千子

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