不動産コンサル 2017.12.07 UpDate

THURSDAY, DECEMBER 07, 2017

不動産売却で、離婚はマイナス要因?

離婚は、不動産売却のマイナス要因?

日本の離婚率の推移は増加傾向にあり、今では結婚した3組に1組が離婚する…そんな時代。

確かに離婚という言葉がマイナスととらえる人は少なくなっているように感じますよね。
とは言え離婚をされている方が周りに多いですが、皆さんとても活き活きしていて、前向きに人生を謳歌しています。
10年前はバツがあると話すととても珍しがられ「なんで離婚したの?」などと根掘り葉掘り聞かれ、マイナスイメージもあったかもしれませんが、一昔前とは変わりましたよね。むしろ「結婚歴がある」方が安心されたりするなんてことも…。

離婚率の多さでは、1位は沖縄県、2位が大阪府。件数の比較では、やはり人口の多い都道府県が上位。
特に東京、神奈川、大阪は離婚しても女性が仕事に困ることが少なく、女性が一人で生きていける土地柄であることが大きな理由なのでしょうか?

女性の社会進出が進み、女性が男性に頼らないで自立できるようになってきたのも事実です。
女性も男性に頼らずに生活できる時代であり、シングルでいる方が生活も恋愛も自由でよいと思う人も増えているようです。その意味では、離婚率の高い都道府県は、女性が自立しやすく新しい出会いが多くある地域かもしれませんね。

いわゆるバツイチも数年前に比べると、かなりの確率でお会いします。

何を隠そう…私も離婚経験者。とても辛い離婚を経験しましたが、後悔していませんので、バツとは言わず、星(☆)と、言ってねと言います。だっておかしくないですか?戸籍にバツって書かれるからバツイチと言うのは…。

そして実は、○年前離婚した時に注文住宅を売った経験があります。
当時、不動産会社で働いている信頼できる知り合いがいなかったので、不動産会社を数件回り、最寄りの駅前にある不動産会社さんにお願いしました。今なら自分で売れるんですけどね。

3つ、気を付けたポイントがあります。

1つ目は、知り合いの不動産鑑定士に簡易査定を依頼。
周辺の売買事例から相場を教えていただきました。
不動産会社に査定してもらって「我が社が一番高値で預かります」という誘い文句にはのらないようにしたのです。
「高値で預かっても」その後、「売れませんね。下げましょう」と、値こなしをされてしまいますからね。

2つ目は、専属媒介契約を締結したこと。
一般媒介契約だと、あまり一生懸命動いてくれない気がしたからです。

3つ目は、不動産登記の名義です。
離婚は2人で合意し別居したものの籍は抜かず、離婚届は、家が売れてから出そう。
そうすれば、登記は共有名義のままで離婚が原因で売るということは、分からない。
共有名義のままで離婚したら、誰が住宅ローンを払うの?払い終わったら名義は?
途中でローンを払わなったら誰がどうなるのか?不安だらけでは困りますからね。

2人で組んだ住宅ローンがほぼ残っていたので、せめて残債を残さず、再出発する人生を身軽に過ごしたい。

駅から徒歩7分、土地90坪、駐車スペース2台。お庭も広く、眺望もよい戸建て住宅。
直ぐに売りたかったし、売れると信じていました。
3ヶ月ほど経ち、このまま年を越すのかと諦めかけた時に、内覧が入りました。

カーテンを付けたままにして欲しい、僅かでしたが値段が低い「買付申込書」をいただき、交渉に応じることにしました。
数日後、無事に決済が終わり、直ぐに離婚届を提出しました。
当時サラリーマンだった私は、旧姓の名刺でお仕事をしていたので、あまり周りに知られることはなかったですが、
心に抱いた傷は、離婚経験者でないと分からないでしょうね。

私の友人には、個人事業主で活躍されている方が数多くいます。
仲人士、離婚カウンセラー、表情筋トレーナー、美姿勢カウンセラー、弁護士、司法書士、社労士、
MC、起業コンサルタント、保険コンサルタント。

どこかの会社に所属する「サラリーマン」よりも「個」が活躍する「個の時代」なのですね。
会社に属さないエージェントも同じ「個人」つまり「フリーランス」

今すぐ不動産を売買したいという方はもちろんですが、不動産を所有しているものの、ただ何となく不安を抱えている方も多くいらっしゃいます。
離婚が、不動産売却における「マイナス要因」なのか?その答えは、人それぞれ、皆様の価値観にあると思います。

離婚経験者だからこそ、傷ついた気持ちに寄り添える、分かりあえる、色んな相談を受けられる
自称「阪神間で一番相談しやすい!不動産と資産運用のコンサルタント」である私にお任せください。

どんな些細なことでもご遠慮なく、いつでもご相談お待ちしております。
私と一緒に、チームとなって活動するエージェント仲間も募集中です。

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