2024.05.20 UpDate

MONDAY, MAY 20, 2024

IZUMAI通信 Vol.285

近年、世界各地で紛争が絶えません。

ただ、近年特に紛争が多くなった訳ではなく、人類史を紐解くと常にどこかで紛争、戦争が行われてきた歴史があります。

これは、国同士の戦争ばかりでなく、国内での紛争が様々な国で行われてきました。

現在もミャンマーをはじめ、各地で小競り合い程度のものを含めると多数確認できます。


過去歴史を遡ると戦争を起こした当事者のリーダーは、ほとんどの場合で男性だったことが確認できます。

今行われている戦争も女性リーダーが戦争の当事国になっている国はありません。

全ての戦争当事国のリーダーは、男性です。


女性がリーダーの座に就くことが少なかったこともありますが、

歴史的に見ても女性リーダーが戦争に打って出た事例はほとんどなかったと思います。


これは、人間だけでなく、人に近いチンバンジーでも、ゴリラでも同様で、

オスは、集団を維持するために集団内のライバルを蹴落とすこと考えたり、

他の集団に自分の集団が飲み込まれないよう好戦的です。


アフリカのコンゴにチンバンジーに見た目がそっくりなボノボという類人猿が生息してます。

チンパンジーは他の類人猿と同じようにオスがイニシアティブを取ることでリーダーとして集団に君臨します。

これに対してボノボは、メスがイニシティブを取り集団をまとめているようです。

メスがイニシアティブを取っているボノボは、集団内、集団同士での争いがほとんどなく、

平和的に穏やかに暮らしているということです。


もしかしたら、人間の世界も各国のリーダーが女性になれば、平和な世界に生まれ変わるのではないかと感じなくもありません。



千葉県市川市の地価高騰


今年発表された公示地価で市川市の地価が千葉県内で最も上昇しました。

今までも東京に隣接している利便性の高さから一定の人気があった都市であるものの、

これまでは県内の中でも上位でありましたが、地価上昇でトップに立つことはありませんでした。


市川市の地価の上昇の要因としては、市川市の主要な駅である市川駅と本八幡駅周辺で競うように行ってきた再開発があります。


それぞれの駅近くにはタワーマンションが鎮座しており、特に本八幡は都営新宿線の始発駅であり、

駅の上にタワーマンションが建っているので、都内への通勤をされる方々にとっては、駅までの徒歩距離がほぼなく、

始発駅であることから毎日座って職場に向かえる利便性が高く評価されております。


また、本八幡には、都営新宿線の他、JR総武線、京成線も走っており、ターミナル駅としての機能も果たしています。


これに対して市川駅周辺は、タワーマンションが建っているものの、使える路線はJR総武線のみで、

商業施設も本八幡に遅れを取っている感がありました。


その市川駅の南口で再開発を進んでおり、総武線快速の停車駅であることからも今後注目度が高まっていくことが想像できます。


そしてその市川駅南口の再開発に対抗するかたちで、JR本八幡駅の北口で再開発が始まります。

道路幅が狭く、ディープなイメージの飲食店が多く立ち並んでおり、女性には避けられていた場所だったかもしれません。

そのエリアで再開発が行われ、タワーマンションを中心に商業施設が新設され、

道路の幅も広げられ、緑豊かな場所に生まれ変わる予定です。

本八幡駅の目の前のエリアですので、多くの人が行き来する場所になって行くことが考えられ、

人の流入も促進されると思われます。


このように市川市の主要駅の2駅周辺で行われる再開発で益々市川市の人気が上昇するのではないかと思います。


当面はかなりの賑わいによって地価の高騰も続くと思いますが、人口減少の進む日本ですので、

20〜30年後も考えた施策を今から打っておかないと、人の寄り付かない人気の無い場所に成り下がらないとも考えられますので、

市川市の行政手腕にも大いに期待したいところです。

因みに私は、市川市民です。

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