安倍元首相が先週選挙の応援演説中に元自衛官の男の凶弾に倒れられました。
心よりご冥福をお祈りしたいと思います。
世界中で物価がどんどん上がっています。
物の値段は、基本的に買いたい人と売りたい人のバランスで決まりますが、
単純な見方をすると、物の値段が上がるというのは、売りたい人より買いたい人が多い状況と言えます。
将来このバランスがどうなるのか予測して取引されるのが先物市場ですが、急騰していたNY原油先物が先週急落しました。
アメリカの経済状況が今後悪化するだろうという予測から売りが増えた結果のようです。
このように値動きの激しいものは、需要と供給を常にチェックしながら売り買いする訳ですが、
ただ今の世の中予測がつかないことばかりじゃないですか。
先日お会いしたお客様が急に中古車の扱いを始めたと伺ったのですが、この方に今海外ではどんな車種が人気なのか聞いたところ、
なんと三菱自動車のランサーだと答えられました。
ランサー?未だそんな車あるのかと思いましたが、調べてみたら7年も前に製造中止になっていました。
つまり一番新しい車でも7年落ちという訳です。
そんな車一体いくらで売れるのか聞いたところ、オーストラリアでは日本円で400〜500万円で
売れると言われ更にびっくりさせられました。
何に価値を見出すかは人によっても全く違うということですね。
ほとんど人が見向きもしない昔の車に大金叩いてまで欲しいという人がいるため物の値段は上がりますし、
その物の数が少なければ尚上がるということですね。
まさにコロナ禍の不動産市場がこのような状況でした。
不動産には先物市場がありませんので、予測を立て辛い商品ですが今後果たしてどのように推移していくでしょう?