今年生まれた子どもの名前で一番多かったのが、女の子は、陽葵(ひまり)、
男の子は、蓮(れん)だったそうです。
私の時代は、女の子のほとんどが、〜子 という名前で、
男の子は、〜雄、〜男、〜夫 だったり、〜彦だったと思います。
名前をつける時は、その時の著名人の名前をいただいたり、
世相を表すような名前が多かったと思いますが、
最近の親御さんは、どのような想いで決めているんでしょうか?
私が子どもの名前をつけた時は、漢和辞書を全ページ確認して、
響きの良い、子どもの将来に良い影響を与えそうな名前を探した思い出があります。
その結果、女の子は、綺羅良(きらら)、男の子は、泰斗(たいと)に決めました。
女の子の名前を母親に電話で伝えた時、電話口の声が聞こえなくなって、
暫くしてから別の名前はないの?と聞かれたことを鮮明に覚えてます。
当時では、かなりインパクトの強い名前だったんでしょうね。
でもその後の人生において、その名前で結構プラスになっていることが少なくなかったと思いますし、
本人も気に入っていますので、この名前で良かったと今でも思ってます。
地上権設定された土地
地上権とは、聞き慣れない権利だと思います。
地上権は、平たくその内容をお伝えすると、他人の土地を借りて建物を建てたりすることができる借地権の一種の権利で、
同じ性質の権利に賃借権があります。
賃借権は、法律上、債権のカテゴリーに分類され、一方地上権は、物件のカテゴリーに分類されます。
どう違うのかですが、賃借権は、土地の所有者の承諾を得ないと建物を建てたり、建物を増改築することはできません。
これに対して地上権は、土地の所有者の承諾なしに貸したり、売却、譲渡することが可能です。
このように賃借権に比べて地上権は、その権利行使の自由度が高いため、
通常は、住宅に地上権が設定されることは滅多にありません。
現在弊社では、滅多にない住宅に地上権が設定されている土地の売却に関わっております。
この住宅に設定されている地上権の権利者は県でして、地下に下水道管渠(げすいどうかんきょ)
が埋設されていることで、50年ほど前に地上権が設定されました。
このことは、登記簿にも記載されております。
地上権の影響範囲は、地下の限定された深さであることが確認できます。
またその期間は、下水道管渠埋設期間となっているため、ほぼエンドレスと考えるべきものです。
さて、この地上権が設定された土地の売却はできるのかですが、まず地上権の抹消を県に打診したところ、
できませんと無下もない回答が来ました。
では、この状態のまま果たして売却できるのかですが、当然無権利の土地と比べると価格は下げざるを得ないだろうし、
躊躇する人も多いだろうから、簡単には売却できないと思います。
今後は、県と売主と話し合いながらより良い方法を模索していければと考えております。