昨日、日経平均株価が1987年のブラックマンデーを超える史上最大の下げ幅を記録しました。
東証プライムの98%の銘柄が下落する4,451円の下落となり、終値は31,458円と値を下げました。
原因としては、アメリカの景気減速、円高・ドル安を挙げている報道が目立ちますが、
一夜明けた本日の株価に注目が集まります。
アメリカでは、NYダウが1,033ドル下落し、欧州株も下落が続いてます。
一方、日経平均先物は、1,990円値を戻しております。
果たしてどう推移していくでしょうか?
株価が下落すると、公的年金資金を運用するGPIF(年金積立金管理運用行政法人)の運用結果が気になりますが、
昨日1日だけでどれだけの損失を出したのか、気になります。
今年に入って、株価上昇に伴ってGPIFの運用資産が鰻上りに増えておりましたが、
これで一気に吐き出してしまったのではないかと思います。
今日の株価の動きが気になって仕事に集中できないという方もいると思いますが、
ブラックマンデーの後も値を戻しましたので、いずれ値を大きく戻す局面もあろうかと思います。
楽観的な見方で恐縮ですが、冷静な対応をお願いしたいと思います。
世界の人口
2024年の世界人口は、82億人だったそうです。
今後も世界人口は、増え続け2080年には103億人になると予想されています。
ただ2080年をピークに世界人口は減少に転じるとのことです。
第二次世界大戦後の2050年の世界人口は僅か25億人だったことを考えると、人は増え過ぎたと言えるかもしれません。
ある種が異常に増えることで生態系に影響が出て、環境の変化、他の種の絶滅に繋がっていくことを人間は常に目にしてきました。
そのために外来種の駆除を行ったり、成育場所を移したりと人間の驕りと思えるようなことを行なってきましたが、
次はいよいよ人間が地球上で数の調整を図られる対象になっていくのかもしれません。
日本の人口も第二次世界大戦後は、7,000万人余りでしたが、80年の間に1億2,000万人を超えてしまいました。
国会では出生率の問題を取り上げ、対策を講じようとしてきましたが、
今のところ何も効果を得られず人口減少スピードは加速してます。
日本の人口減少のペースは、今後も加速していくことが考えられ、2055年頃に1億人を割り込むと言われてますが、
それももっと早まる可能性は高いだろうと思います。
現在の国別の人口を見ると最も多いのがインドで14億2500万人で、2番目に多いのが昨年インドに抜かれた中国が14億900万人となっております。
以降は、アメリカ、インドネシア、パキスタン、ナイジェリアと続きます。
日本が1億人を割ると思われている2054年には、インドが17億人と大きく増やすものの、中国は12億人程度になると予想されています。
以降パキスタン、アメリカ、ナイジェリア、インドネシアが人口を増やすことが予想されております。
2080年の世界人口のピークが過ぎ、2100年にはインドも人口減少に転じ、
中国に至っては6億3300万人と今の凡そ半分になると考えられております。
この時期の中国は、超高齢化社会となり国力も減退していくことが必至です。
ただ、アメリカだけは、この時期も現在の先進国の中で唯一人口を増やし、依然として世界の中心に位置していると思われます。
国力イコール人口ではありませんが、人口が増加するということは当然ながら生産人口の増加を意味しますので、
必然的に国力は増してくると考えるのが自然かと思います。
この時期の日本は、どうなってしまっているのでしょうか。
今年誕生する子は76歳になりますし、もしかしたらこの時期の平均寿命は今より大幅に伸びているかもしれません。
その時の日本の国力がどうなっているかも今の国の舵取りにかかっています。
自分の利殖だけを考え、不正行為を当たり前のように平気で行っている政治家たちにいつまでも舵取りを任せていては
2100年の日本は世界の中で影響力のない埋もれた国に成り下がっていくのかもしれません。
日本の国土も外国人の所有が大半となり、外国の実質的な植民地となっていやしないか懸念しかありません。