アメリカの科学者多くがが国外脱出が検討していると報道がありました。
なんと75%の科学者が国外脱出を検討しているとのことで、その大半が若手研究者だそうです。
これまでは、世界中の頭脳がアメリカに集まってきているイメージが強かったですが、
多くの科学者がアメリカを離れたいと考えている背景には何があるのでしょうか?
すべてが、トランプ大統領の研究費の削減、連邦職員の削減の政策に関するもので、
それによって基礎研究が停滞したり、科学研究や技術革新の停滞を招くと言われておりますが、
トランプ大統領に意に介さずといったところで、多くの科学者が本当にアメリカを出ていってしまうかもしれません。
受け入れ先は、手ぐすねを引いて待っている中国になるかもしれませんが、
そんな状況になっても政策を改めることはないのでしょうか。
ミャンマーでの大地震
今月28日にミャンマーで大地震が発生し、多くの建物や橋が倒壊し、死者も現時点で144人、
けが人も732人出たとミャンマー軍事政権のトップが伝えました。
実際の被害は、もっと大きいと思われます。
この地震により、遠く1000kmも離れたタイのバンコクで建設中の高層建物が一瞬で倒壊しました。
建設中だったとは言え、物の見事に潰れた様は構造に何かしらの欠陥があったのではないかと感じます。
タイは、地震が少なく、そのため建物の耐震構造の基準が日本に比べるとかなり緩いようで、
倒壊した建設中の建物も耐震構造に問題があったことは間違いないようです。
バンコクの他の完成物件も倒壊までに至っておりませんが、亀裂が入ったり、天井が抜け落ちたりと
被害が多数出ているようですが、1000kmも離れた場所でこれほどの被害が出ていることに理解が追いつかない状況です。
一説には、「長周期地震動」の影響を指摘する専門家が少なくありません。
「長周期地震動」とは、周期が数秒と長い特徴があり、高層ビルなど背の高い建物を揺らし易いと言われます。
バンコクの震度は、2〜3だったと言われておりますので、体感のないの状況の中で突然構造ビルの倒壊を招くということですので、
居合わせた人はその恐ろしさにおののいたことでしょう。
日本でも東日本大震災の時に大阪の高層ビルを大きく揺らしたという記録があるように、
距離が離れていても安心してもいられないことは認識していた方が良さそうです。
余談になりますが、タイで倒壊したビルは中国の合弁会社との建設だったことも気になるところです。
地球上で生きたいている限り、地震だけは避けて通ることはできませんので、
いざ起きた時に何をすべきなのか、何をすべきでないのか日頃から考えておきたいと思います。