不動産コンサル 2019.04.13 UpDate

SATURDAY, APRIL 13, 2019

公的移住・住みかえ支援制度とは?

公的移住・住みかえ支援制度とは?

公的移住・住みかえ支援制度というものをご存知でしょうか?

これは、ざっくり言うと、住居とそこに住む世帯のミスマッチを解消するため、子育てを終えたシニア世代の方の広い家を、国の基金の保証がある機関が賃料保証付きで借り上げて、若い世代にリーズナブルに転貸するというものです。

シニア世代側は、持ち家を最長で終身にわたって借り上げてもらえ、空き家になっても家賃保証がついているため、安定した賃料収入が保証されており、自宅を第二の年金として有効活用することができるというのが最大のメリットです。

若い世代側は、広い家を、敷金・礼金等の初期費用不要で近隣相場よりリーズナブルな家賃で借りることができるというメリットがあります。

移住・住みかえ支援機構について

この公的移住・住みかえ支援制度を推進しているのが、一般社団法人移住・住みかえ支援機構(略称:JTI)です。

JTIは、住みかえを希望しているシニア(基本的に50歳以上)のマイホームを賃料保証で借り上げ、それを子育て世代を中心に転貸して運用する『マイホーム借り上げ制度』に取り組む非営利の法人です。

国土交通省が管轄する財団法人高齢者住宅財団の住替支援保証業務の事業実施主体として認可を受けて、公的移住・住みかえ支援制度の実施・運営にあたっている国内唯一の団体です。

主な業務は次の通り。

1.『マイホーム借り上げ制度』の実施
2.『かせるストック』(移住・住みかえ支援適合住宅制度)の実施
3.転貸を通じた子育て支援と良質な住宅ストックの循環
4.住宅の資産化に向けた制度の開発
5.新しい金融商品の開発・提供
6.住みかえ支援に関する情報提供

住宅を空室時も家賃保証した上で長期で借り上げ、売却することなく住宅資産を活用する方法を提供しており、ライフスタイルに合わなくなった家を有効に活用することで、家を貸したい方と借りたい方の双方にメリットが生まれる制度を運営しております。

制度の利用にあたっては、『ハウジングライフ(住生活)プランナー』有資格者による本制度の詳しい説明とカウンセリングを受けて、しっかり納得した上で、ご利用いただくことができるので安心です。

私もハウジングライフ(住生活)プランナーの有資格者として登録をしておりますので、順次、制度の詳しい内容を記事にしていきたいと思います。

ハウジングライフ(住生活)プランナーとは?

ハウジングライフ(住生活)プランナー(略称:HLP)とは、公的移住・住みかえ支援制度(マイホーム借り上げ制度)の利用者の方に対する制度説明や、住宅や住まい方を軸とした人生設計に関するアドバイスを行う専門家を認定する公的資格です。

HLP資格は、高齢者住宅財団の承認を受けて、移住・住みかえ支援機構が資格認定・運営しております。

HLPの主な仕事は、

1.『マイホーム借り上げ制度』に関する制度説明
2.JTIが扱っている公的移住・住みかえ支援制度に関連する制度に関する説明
3.移住・住みかえに関するカウンセリング業務

になります。

公的移住・住みかえ支援制度の「住替支援事業説明員」の要件を満たす唯一の資格となっており、制度の普及に重要な役割を担っております。

HLPが扱う「マイホーム借り上げ制度」やJTIの関連制度につきましては、シニア層だけでなく、子育て世代の方々にもメリットがたくさんありますので、詳細は順次、記事にしていこうと思います。

特に、これからマイホームを購入する予定の子育て世代の方々には、安心をプラスする上で必ず役に立つ情報ですので、ご期待ください。


(※個人ブログ『住宅問題.com』(https://www.jyuutakumondai.com)より抜粋・リライト)

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