エージェント活動 2022.09.30 UpDate

FRIDAY, SEPTEMBER 30, 2022

RE/MAXで不動産エージェントをしている理由

なぜRE/MAXで不動産エージェントをしているのか?

先日、私が所属するRE/MAX Revoの研修で『なぜRE/MAXで不動産エージェントをしているのか?』という内容を深掘りして考える機会がありました。研修中だけでは纏めることができなかったのでブログで思考を整理したいと思います。

そもそも私が不動産業界に入ったのは、学生時代、友人の部屋探しに同行し、そこで対応してくれた不動産仲介の営業マンが魅力的だったのがきっかけです。不動産の知識だけではなく、食事が美味しいお店の情報を教えてくれたり、コミュニケーションの取り方、お金を持ってそうな雰囲気など、全てが魅力的で、この仕事をやってみたいと思い不動産業界に入りました。

そして、不動産会社に就職してからはガムシャラに働きました。私が不動産業界に入ったのは2007年で当時は働き方改革という言葉もなく、体育会系の文化が色濃く残ってました。
深夜までポスティングをしたり、社内で罵声が飛び交うような環境でした。そのような環境の中、漠然と『いつかもっと自由に働きながら稼ぎたい』という思いがありましたが、会社員としての月日が経つにつれ、起業はそう簡単ではないことを思い知りました。

リーマンショックの影響で務めていた会社が倒産し、債務整理や債権者対応をしながら起業に対する恐怖を感じました。知り合いの不動産会社の倒産などもあり、多くの不動産会社が消えていくのをみて起業することに対するリスクばかりフォーカスするようになっていました。起業するにあたり、自分に足りない部分を補うため不動産業界内で転職を何度か繰り返しましたが、不安が払拭されることはなく、中々行動に移すことができず、もやもやしながら会社員を続けていました。

長く不動産業界にいると色々不動産に関する相談を受けるようになります。会社員時代は会社から与えられたポジションの仕事しかできず、相談に答えることができないことは私にとってストレスでした。例えば売買の仕事をやっているときに賃貸の仕事はできないとか、実需メインの会社では投資用の物件に手が出せないなどです。『今までお世話になった方や自分のことを信用して相談してくれる人をもっと幸せにしたい』という思いと『起業に対する不安』がある中でRE/MAXに出会いました。雇われでもない、独立でもない独自にやれる第3の働き方というキャッチフレーズが今でも印象に残っています。

そして、何度かRE/MAX Revoのオーナーと話合いを重ねることで起業に対する不安が払拭されるのと同時に『今までお世話になった方や自分のことを信用して相談してくれる人をもっと幸せにしたい』という自己実現が可能であることを感じました。

自己実現が可能であると感じた理由は、顧客の利益を最大限に優先することができる組織体制にあります。通常の4~5名で運営しているピラミッド型の社長がいて中間管理職がいて末端の社員がいるような不動産会社だと、テナントの賃料や人件費、広告費などで毎月400万~500万程度が経費として必要になります。
その費用はお客様からいただく仲介手数料から支払われるため、会社を存続させるためには、
いくら『顧客の利益を優先します』言っている会社でも体制上、会社の利益を優先せざるをえません。そうしないと会社が倒産してしまうからです…

RE/MAXでは全てのエージェントが独立自営なので人件費がかかりません。紹介営業をメインとしているため広告費も僅かです。各エージェントが少しづつ店舗運営費を負担することで会社が成り立っています。
不動産仲介には儲かる物件と儲からない物件があります。どちらを売っても労力はさほど変わりません。お客様の希望に沿った物件でも儲からない物件情報は隠ぺいしたり、売れてもいないのに売れたなどの嘘をつくような行為は、
不動産業界の悪しき風習として今でも当たり前のように行われています。

私は会社員時代、自信をもって『私に任せてください』と言えませんでした。会社を存続させるためには会社の利益を優先せざるを得ない状況があるためです。今では自信もって『私に任せて下さい』と言えます。
それは、本当の意味での顧客ファーストの考え方ができることに加え、分からないことは同じRE/MAXメンバーの各専門家と協力しながら仕事を進める組織体制があるからです。
この体制であれば、今までお世話になった方や自分のことを信頼していくれる方をもっと幸せにできる、そして今住んでいる糸島というエリアにもお役立ちできる。このような自己実現がてきるため今RE/MAX Revoで不動産エージェントをやっています。

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