不動産コンサル 2019.05.24 UpDate

FRIDAY, MAY 24, 2019

共働きの子育て夫婦におすすめの住宅ローンは?

共働き夫婦の住宅ローンの組み方

今は共働きの世帯が多いですよね。

内閣府の資料を見ると、年々、共働き世帯が増えていることが分かります。

(内閣府の資料は、こちらをご覧ください。)

我が家も共働きで、下の娘は保育園に通っておりますので、周りにいるパパ友・ママ友もみなさん共働きです。

共働きの世帯は、収入の面などメリットもありますが、子育てまで加わると、毎日ドタバタで時間に追われ、調べ物をしたりする時間もなかなか取れない状況かと思います・・・。

そんな中でマイホームを購入するとなると、住宅ローンについての情報収集が進まず、

『とりあえず、借りることができればいくらでも・・・。』

審査が通れば何でもいいや・・・。』

となってしまいがちです。

そして、ハウスメーカーや不動産屋の営業さんに勧められるまま、提携の銀行で一番金利が低いという理由だけで、変動金利の住宅ローンを限度額いっぱいまで借りてしまう・・・。

このようなパターンが非常に多いです(我が家もそうでした・・・)。

これでも払っていければ問題はありませんが、将来のことを考えると、よく考えずに「提携の銀行で変動金利」と安易に決めてしまうことはお勧めできません。

では、共働きの子育て世帯には、どんな住宅ローンが向いているのでしょうか?

まずは、共働き世帯の住宅ローンの組み方についてですが、これには主に次の二つの方法があります。

 

《夫が主債務者で妻が連帯債務者になる方法》

まず一つ目は、夫が住宅ローンを借りて、妻がその連帯債務者になる方法です。

これは、住宅ローン契約が1本だけになり、通常は団体信用生命保険(以下「団信」といいます)に加入できるのは契約者である夫だけになります。そのため、妻に万が一のことがあったとしても、住宅ローンの返済はそのまま残ってしまいます。

フラット35であれば、連帯債務者も団信に加入することができます(団信デュエット)ので、夫婦どちらかに万が一のことがあった場合でも、全ての住宅ローンが完済となります。但し、金利は若干高くなります。

一般の銀行の住宅ローンでも、夫婦で団信に加入できる商品がありますが、かなり限られております。

 

《夫婦それぞれが住宅ローンを契約する方法》

もう一つは、夫婦それぞれが住宅ローンを契約する、いわゆるペアローンを組む方法です。

これは契約が2本になり、夫婦それぞれが団信に加入することになります。この場合、例えば妻に万が一のことがあった場合には、妻の契約している住宅ローンについては、団信で完済されることになります。

返済期間や金利を変えて、金利ミックス返済をすることもできます。

 

このようにそれぞれ特徴がありますが、どちらにしても、妻の収入は、産休や育休、その後の時短勤務などで減少する可能性が高いので、夫婦の借り入れの割合はそれを考慮して決める必要があります。

(我が家は住宅ローンを組んでから娘2人が生まれましたので、妻の収入減を2回経験しました・・・。)

 

おすすめは「フラット35」で団信デュエット

上記のような特徴をふまえたうえで、一般的な収入の共働き夫婦について私がおすすめするのは、住宅金融支援機構の「フラット35」を夫婦で連帯債務で借り入れをして、団信は住宅金融支援機構のデュエット(夫婦連生団信)に加入することです。

(「フラット35」の団信デュエットについては、こちらをご覧ください。)

おすすめの理由として、まず何といっても、返済額がずっと変わらない安心感です。

今の低金利の時代に借り入れをすれば、ずっと最後までその金利で一定なので、将来安心していることができます。

私は、最初はハウスメーカーの営業さんに言われるまま、紹介された銀行の変動金利の住宅ローンを組みました。

10数年前の話しですが、当時いろいろ金利が優遇されても1.75%の金利で借り入れをしていました。

その頃、フラット35の金利は3%くらいだったと思います。

今と比べるとだいぶ高い金利ですよね。

変動金利でしたので、常に金利の動きが気になって、よくインターネットで金利情報を確認していたのを覚えています。

その後、金利が上がり2.2%くらいになりましたが、まだ子供がいなかったので特に問題視しておりませんでした。

マイホームを購入して6年目で子供を授かったのですが、そこで改めて将来のお金のことを考えるようになり、変動金利では不安になってしまいました。

その頃、住宅ローンの金利はかなり下がってきており、固定金利でも1%台、変動金利では1%を切る商品もたくさん出てきた時期でしたので、そこでフラット35に借り換えをして現在に至っております。

金利は1.1%(当時は団信は別契約なので金利が低くなっております)で固定でき、月々無理のない返済額で60歳で完済できる予定になっておりますので、住宅ローンに関しては安心していられます。

おすすめの理由2つ目は、団信が夫婦で加入できるというところです。

上記でも述べましたが、普通は主契約者しか加入できないか、それぞれローンを契約してそれぞれ団信に加入するしかありません。

その場合は、どちらかに万が一のことがあっても、住宅ローンが残るリスクがあります。

フラット35の団信デュエットであれば、金利は少し上乗せになりますが、夫婦どちらかに万が一のことがあった場合、借り入れの割合に関係なく、住宅ローン全てが完済になります

我が家も無事、フラット35で団信デュエットに加入できましたので、万が一の時でも、住むところは子供たちに残すことができます。

共働きの子育て世帯は、とにかく仕事と子育てで時間的な余裕がありません。

余計な心配事を増やさないように、フラット35で返済額を固定させて、団信デュエットで、どちらか一方に万が一のことがあっても、家計が破綻しないようにすれば、ずっと安心のマイホームライフを送れることと思います。

 

RE/MAX JIP エージェント

矢 吹 竜 一

E-mail:ryuichi.yabuki@remax-agt.net

 

(※Myブログ『住宅問題.com』から抜粋・リライト)

ページトップへ