家売るオンナというドラマがありました
どんな家でも私にかかれば、売れない家はない
こんなキャッチフレーズのもと、じゃんじゃん家を売りまくるそんなドラマでしたが、私的にはこのキャッチーなフレーズよりも、いつもその売り方のストーリー性に注目して視聴していました。
ただ高い家を売るだけではなく、毎回買主さん、売主さんにもドラマがありました。
その名の通り、ドラマ、テレビドラマですから、ストーリーがあるのは当たり前なんですが。(笑)
何となく今までの自分の不動産営業のやり方、考え方に近しいものがあったため、楽しみにしていたドラマの一つでした。
私は元々この業界に入った時には家を売る仕事、いわゆる建売屋さんから始まったのですが、正直その物件が高いのか安いのかも分からない素人でしたし、その会社が売っている商品しか知らなかったため、近隣相場も分からない状況で営業を始めました。
時代がよかったのか、私が営業に向いていたのか(笑)分かりませんが、とにかくそんな状態でも売れました。
ただ、自分自身の達成感はなかったんですよね。
右も左も分からない状態でスタートした不動産営業でしたが、兎にも角にも知識を身につけるため本、不動産や建築の専門書を読み漁りました。
難しい専門用語を駆使しながら、営業テクニックの本も読みながら、売るために努力はしました。
でもね。
面白くないんですよ。
もちろん売れればお給料に反映しますし、褒められます。
でも満足感は得られませんでした。
なぜ?