先日の続きです。
前回のお話では
『不動産投資は経営と同じ』だと思ってくださいねー。
というお話と、
『うまい話には裏がある』
というお話。
そして、
『自分で判断できる能力(知識・情報)を身に付ける』
というようなお話をさせていただきました。
そして、最後に知識や相場観がない人は、物件探しの前に信頼できる担当さんを探すことが最も重要な作業となります。
というところでいったん中締めとさせていただいたのですが、今日はその続きから。
あなたが、物件購入を検討していて、どこかの不動産屋さんに来店したとします。
そこで初めて会った担当者さんが、相談してすぐに物件の提案をしてきたとしたら、その営業マンは避けた方がいいかもしれません。
だってその営業マンは、あなたの未来より目先の売上げに目がいってるからです。
その営業マンにとって、目的は売買契約を締結すること、仲介手数料を受け取ることになっています。
マイホームを購入するなら、どこでいくらまでの物件を探しているという相談ではなく、自分たち家族にはどんな物件が適していて、いくらまでの支払いなら無理なく支払っていけるのか?
いくらまで借りれるかじゃないですよ?
毎月いくらまでの支払いなら無理なく支払えるかですよ。
不動産屋さんに行くと、年齢や年収、勤続年数を聞かれます。
それらの情報から、銀行さんがいくらまでなら貸してくれるかを簡単に弾くことができます。
『◯◯万円までなら融資可能です。その場合毎月の支払いは◯◯円になります。35年ローンになります。』
2千万円の物件を売るより3千万円の物件を売る方が手数料が大きくなりますし、そもそも物件の質が良くなります。
築年数が新しくなったり、土地が広くなったり。
枠を広げた方が料理しやすいですからね。
でも、借入れできる上限まで借りてしまって大丈夫ですか?