コロナ禍で民泊撤退物件が増加し、家具・家電付のお部屋も珍しくはなくなりました。
っていっても、出始めたのは昨年のコロナ騒動が始まってからです。
それまでは、そんな物件などほとんど皆無。
『家具なんて入居者さんの好みがあるから気に入ってもらえなかったら。。』
『家電置いても必要ないって言われたらどうするの?』
大家さんの声はこんな感じです。
中には、『冷蔵庫買い換えたから、これ空き部屋に置いとこうかしら?』
『大家さん。。。マンションの空き部屋は粗大ゴミ置き場ではありません。。』
自分が不要、要らないと思ってるものは入居者さんも要りません。(笑)
どうせ置くなら、『こんな家具欲しいと思っていた。』
『こんな可愛い部屋に住みたい。』
そんな部屋のレイアウト、デザインを施さないと。。
その点、民泊施設で使っていたお部屋は、お客様を泊めて宿泊料金をもらうお部屋、それも他の競合施設との競争に勝ち自らの部屋を選んでもらわないと予約の入らないお部屋となります。
そのため、可愛いお部屋に仕上げてあったり、シンプルかつスタイリッシュに仕上げているお部屋は多くなっています。
ニトリやIKEAに飾ってあるお部屋をイメージしてもらうと分かる通り、そのまま使用しても何となく統一感がありいい感じのお部屋に仕上がっていたりします。
通常は賃貸マンションに引越しするといっても、敷金や礼金(今は安めの敷金、礼金のお部屋も増えましたが)だけでなく、家具家電を揃える費用も別にかかってしまいます。
エアコン5-6万円、照明器具1-2万円、冷蔵庫2-3万円(一人暮らし用でも)、洗濯機4-5万円(一人暮らし用)、電子レンジやドライヤー、掃除機(これらで3-4万円)、ベッド、ベッドマット(4-5万円)、テーブルや椅子(4-5万円)、こんな諸々の費用を計算すると25-30万円??
これと別に賃貸マンションを借りる初期費用(15-30万円)、ここにカーテンや食器類。。。
引越屋さんに引越しを依頼すればさらに5-10万円。。
下手したら100万円近い貯金が吹っ飛んでしまいます。
その上、実家から引越ししても・・・