都市計画道路
日本全国には昭和の昔に作られた道路計画が多く存在しています。
数十年たった今でもまだ未着工の道路も残ったままです。
そもそもこの「都市計画道路」って何でしょう?
その名の通り、都市計画に基づき作られた道路計画です。
昭和20年代から30年代、40年代に作られ、これから長年にわたり道路を少しづつ作っていきますよというものです。
高度経済成長期に作られた計画であり、今後日本がどんどん発展していく、車社会になり道路も拡張していくという予測のもとに立てられたものです。
でも今の日本はどうでしょう?
人口は減少していき、物流も変化してきています。
車の保有率さえ低下してきています。
そんな中、数十年前に立てられた道路計画が必要なのでしょうか?
大阪市でもここ数年、廃止された道路計画も出てきました。それは、社会においての必要性と行政の予算の問題もあります。
インフラの整備などでも今後大きな予算が必要になると予想されている中、道路の拡張、整備、土地の収用にかかる経費をなかなか捻出できないというのが本音の部分ではないでしょうか?
しかし、一度計画された道路計画は簡単には廃止に追い込まれません。
「計画道路の上の土地や建物は売却できないの?」