不動産業界情報 2022.02.26 UpDate

SATURDAY, FEBRUARY 26, 2022

管理費、修繕積立金が安いマンションはいいマンション?

区分所有建物、いわゆる分譲マンションを買う際に、住宅ローンとは別に毎月支払う管理費、修繕積立金ってやはり気になりますよね。


住宅ローンは借りた金融機関の口座から引き落とされ、管理費、修繕積立金は同じ口座、もしくは別の銀行口座から引き落とされていきます。


その他にも、電気代、水道代、ガス代なんかも当然毎月引き落とされていきますが、ここを節約しようと間違った判断をされる方が続出しています。


 


管理費

【管理費】は、マンション全体の管理費として使用されます。

管理人さんがいるマンションであれば、その管理人さんのお給料もその中から支払われ、マンション全体の清掃代、エレベーターの点検費、共有部分の電気代や照明の交換費用などもここから充てられます。

当然、管理人さんが常駐しているマンションや警備員さんなんかも常駐しているマンションであれば、毎月かかる費用は安くはありません。

タワーマンションなどにいるコンシェルジュさんのお給料ももちろんここから支払われております。

したがって、共有部分が広いマンション、管理が行き届いているマンションなどでは管理費は高くなっていきます。

ただ、この管理費はマンション全体の戸数(一般的には専用部分の床面積の平米数による按分)で振り分けられますので、戸数の多いマンションほど、管理サービスが充実していくこととなります。

修繕積立金

次に【修繕積立金】ですが、こちらは外壁塗装や屋上や壁面の防水工事、エレベーターやエントラスの改修工事など、多大な費用がかかる大規模な修繕工事を将来実施するために貯められている積立金となります。

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