間取り選びで失敗しないお部屋探しのポイント
皆さんは、引っ越しにあたってお部屋探しをするとしたら、どんな間取りのお部屋に住みたいですか?
やはり狭いお部屋よりは広いお部屋でゆったりと暮らしたいというのが、多くの方の本音でしょう。
では、どんな間取りのお部屋なら、狭い思いをせずに快適に暮らすことができるのでしょうか。
間取りだけで部屋全体の広さを判断しない
ワンルームや1Kを狭いと思ってしまう理由としては、このタイプのお部屋はキッチンが狭い・
バスルームとトイレが一体型になった2点ユニットまたは3点ユニット・収納が少ないという条件が多いからでしょう。
対して1DKや1LDKは、キッチンもそれなりに広くてバスルームとトイレが分かれている・収納も大きいという条件のお部屋が多いですよね。
ですが色々な賃貸物件を見てみると、ワンルームや1Kなのにキッチンが広かったり、
ウォークインクローゼットが付いていたりと、全く狭く感じないお部屋もあります。
その逆で、1DKや1LDKでもバスルームとトイレは2点ユニットや3点ユニットになっていたり、
意外と収納が小さかったりすることもあります。
つまり、ワンルーム・1K=狭い、1DK・1LDK=広いとは一概に言えないのです。
ポイントは間取りではなく『お部屋の面積』
私たちがお部屋探しをする時は、よく間取りや各スペースの大きさを気にしますが、この時に注目するべきポイントは面積です。
賃貸物件の間取り図には『洋室〇帖』『キッチン〇帖』といった表記の他に『面積〇平方メートル』といった表記を目にしたことがある方もいらっしゃるでしょう。
この『面積〇平方メートル』という表記について、キッチンや玄関から続く廊下部分を除いた洋室や
リビングダイニング部分の面積だと捉える方もいらっしゃいますが、そうではありません。
『「洋室6帖=○平方メートル」意外と知らないお部屋の面積』という記事でもご紹介していますが、
この面積とは玄関からベランダ出入り口までの室内全体の面積のことをさしているのです。
対して『洋室〇帖』『キッチン〇帖』は、室内の各スペースの広さを表しているものですが、
1帖の面積は約1.62平方メートルなので、各スペースの面積を知るためには左記の数字に帖数をかけて算出します。
間取り図を見る時は、このポイントに注意して各スペース部分の面積を算出しておくと、
引っ越し後に「意外と狭い!」と思うことも少なくなるでしょう。
自分はどんな生活スタイルなのかしっかり考える
お部屋探しのチェックポイントはいくつかありますが、ここでは間取りに焦点を当てたお部屋探しについて考えてみましょう。
例えば一人暮らしで、朝早くから夜遅くまで仕事で不在で、自宅にはほぼお風呂に入って寝るためだけに帰るくらいで
料理も全然しないという方であれば、3点ユニットで洋室部分もそこまで大きくないワンルームでも問題ないでしょう。
また、最近流行しているミニマリストのように、必要最低限の家具家電や荷物しかないとう方にとってもワンルームはちょうど良い広さとなります。
仕事で遅くなることも多いけど、時々自炊もするという方であれば、少しスペースが広いキッチンが付いた1Kや1DKの方がおすすめです。
最後に、、、
とはいえ、本当に気に入るお部屋を見つけることは至難の業です。
みなさまの理想の物件を見つけるお手伝いをさせていただくことが私の仕事ですので、
現在お部屋探しがなかなか決まらないという方はぜひ一度ご相談下さい。